中古半導体関連、ワイヤーソーの販売、在庫紹介

古物商許可 山梨県公安委員会許可番号 第471121800039号
アイアールシー株式会社

ワイヤーソーについて【AIを用いた記述】

### ワイヤーソーの仕組み

ワイヤーソーは、極細のワイヤー(金属線)を高速で走らせ、被削材(カット対象物)を研削・切断する産業機械です。半導体製造プロセスにおいては、インゴットと呼ばれるシリコンなどの結晶塊を薄いウェーハ状に切り出す「スライシング工程」で中心的な役割を果たします。

切断の仕組みは大きく分けて「遊離砥粒方式(スラリー方式)」と「固定砥粒方式(ダイヤモンドワイヤー方式)」の2種類が存在します。
遊離砥粒方式は、高張力のワイヤーにダイヤモンドや炭化ケイ素の微粉末を液体と混ぜた「スラリー」を供給し、ワイヤーと被削材の間に砥粒を噛み込ませて削り落とす方法です。一方の固定砥粒方式は、ワイヤーの表面にダイヤモンドの微粒子をあらかじめ電着などの技術で固定したもので、切断速度が速く環境負荷が低いことから近年の主流となっています。

実際の切断機(マルチワイヤーソー)では、数百本から数千本のワイヤーが溝付きのローラーに巻き付けられ、平行に張られています。この走っているワイヤー列に対してインゴットを垂直に押し当てることで、1回の工程で数十から数百枚ものウェーハを同時に、かつ均一な厚みで切り出すことができます。

### ワイヤーソーの主な特徴

ワイヤーソーが半導体製造で広く採用されている背景には、従来のブレード切断にはない多くの優れた特徴があるためです。

最も大きな特徴は「高い生産性と多重切断能力」です。多数のワイヤーで同時に切り込みを入れるマルチスライシングが可能なため、大口径のインゴットであっても短時間で大量のウェーハへ加工できます。

次に「材料ロス(カーフロス)の最小化」が挙げられます。半導体用の高純度シリコンなどは原材料費が非常に高価です。ワイヤーソーで使用されるワイヤーの径は数拾から百数十マイクロメートルと極めて細いため、切断によって削り落とされる材料の量(切しろ)を最小限に抑えられます。これにより、1本のインゴットから得られるウェーハの枚数を最大化することが可能です。

さらに「加工ダメージの少なさ」も重要です。ワイヤーにかかる張力を細かく制御しながら、揺動機構などを組み合わせて切断するため、被削材に与える熱や物理的なストレスが少なく、表面の歪みや微細なひび割れ(クラック)の発生を抑制できます。その結果、後工程である研磨作業の負荷を大幅に軽減できます。

### ワイヤーソーの用途

ワイヤーソーの主な用途は、極めて高い精度が要求される精密材料および電子材料の切断・スライシング加工です。

代表的な用途は「半導体用シリコンウェーハの製造」です。単結晶シリコンインゴットを0.7mm前後の薄い板状に切り出す工程で使用されます。現在あらゆる電子機器に使用されているICチップやメモリ、CPUの基礎となるウェーハの多くが、このワイヤーソーによって作り出されています。

また、「パワー半導体用基板の加工」においても不可欠な存在です。電気自動車(EV)や産業機器の省エネ化で需要が急増しているSiC(炭化ケイ素)やGaN(ガリウムヒ素)、サファイアといった新世代の半導体材料は、シリコンよりもはるかに硬く加工が困難です。これらの超硬質材料を高精度に切り出すため、ダイヤモンドワイヤーを装備した高剛性なワイヤーソーが活躍しています。

そのほか、太陽光発電(PV)に使用される「太陽電池用シリコンウェーハの量産」、光学レンズや水晶振動子に使われる「水晶・ガラス材料の切断」、さらにはネオジム磁石などの「各種セラミックス・磁性材料の加工」など、最先端技術を支える多様な素材の切断現場で幅広く活用されています。

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ワイヤーソーの過去取扱例
機器名称 メーカー 型番
ワイヤーソー タカトリ Takatori WSD-K2 在庫なし