中古熱機械分析装置の取扱実績・入荷のご連絡
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別の呼び方: TMA・熱機械測定装置・熱機械分析計
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熱機械分析装置について
AIでまとめた機種一般の解説です。個々の商品の仕様・状態は各商品ページでご確認ください。
■ 熱機械分析装置(TMA)の測定原理と仕組み
熱機械分析装置(Thermo-Mechanical Analyzer:TMA)は、物質の温度を一定のプログラムに従って変化させながら、非振動的な荷重を試料に加え、その結果生じる試料の微小な変形量(寸法変化)を温度や時間の関数として測定する分析装置です。
基本構成は、試料を設置して精密に温度を変化させる「加熱炉」、試料に接触して力を伝える「プローブ(検出棒)」、試料に加える力を一定または変化させる「荷重制御機構」、そしてプローブのわずかな移動量を検出する「高精度変位計」から成り立っています。
測定時には、試料をセットした状態で加熱炉の温度を昇温または降温させます。温度の変化に伴い試料が膨張または収縮すると、試料に接触しているプローブが上下に移動します。この移動量を、差動トランスや光学式検出器などの高精度なセンサーがナノメートル(nm)からマイクロメートル(μm)の分解能で捉え、電気信号として記録します。
測定モードには、試料の形状や測定目的に応じて以下のような選択肢があります。
- 圧縮(エクスパンション)モード:固体ブロックや板状試料の熱膨張・収縮を測定
- 引張り(テンション)モード:薄膜フィルムや繊維材料の熱収縮や伸びを測定
- 押し込み(ペネトレーション)モード:針状プローブを押し込み、軟化点や貫通温度を測定
- 曲げ(ベンディング)モード:両端を支えた試料の中央に荷重をかけ、曲げ応力による変形を測定
■ 熱機械分析装置の技術的特徴
熱機械分析装置の最大の強みは、非常に微小な寸法変化を高感度で追従できる点にあります。一般的な長尺測定器では測定不可能なミリメートル単位の小さな試料でも、温度変化に伴うわずかな伸縮を高精度に追跡できます。
また、非破壊に近い微小な荷重(数ミリニュートン程度)から、実際の加工状態を模した大きな荷重まで自在に設定できる柔軟性も特徴です。微小荷重下では純粋な熱膨張係数(CTE)を求めることができ、荷重をかけた状態では荷重たわみ温度や軟化特性など、材料の実用的な耐熱性を評価できます。
さらに、対応温度範囲の広さも挙げられます。マイナス150℃以下の冷却測定から、1000℃を超える高温測定まで対応する装置が存在し、極低温環境で使用される宇宙材料から高熱に晒されるセラミックスまで、同一の解析手法で評価することが可能です。
■ 熱機械分析装置の主な用途と活用分野
熱機械分析装置は、材料開発、品質管理、異物・故障解析などの目的で、多角的な産業分野で活用されています。
1. 半導体・電子部品分野
プリント基板用のエポキシ樹脂、半導体封止材、ダイボンディング材などの熱膨張係数(CTE)測定やガラス転移温度(Tg)の決定に広く使われています。電子デバイスは金属、シリコン、樹脂など多種多様な材料で構成されているため、熱膨張率のズレによる熱ストレスや剥離、クラック(ひび割れ)の発生を未然に防ぐための材料設計に不可欠です。
2. 高分子・プラスチック・フィルム分野
包装用フィルムや不織布、機能性繊維の熱収縮挙動の評価に活用されます。製造時の延伸工程で残った歪みが加熱によってどのように解放されるかを分析できるほか、プラスチック材料の軟化点や異方性(方向による膨張の違い)の評価にも適しています。
3. セラミックス・金属・複合材料分野
高温下におけるセラミックス素地の焼結挙動の追跡や、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの複合材料の熱膨張特性の解析に用いられます。特に構造材料として使用される複合材料では、加熱時の寸法安定性を把握することが重要視されます。
4. 自動車・航空宇宙分野
ブレーキパッド、パッキン用ゴム、ガラス、コーティング材など、温度変化が激しい過酷な環境で使用される部材の熱機械特性を正確に把握し、製品の信頼性向上や寿命予測に役立てられています。
過去に扱ったメーカー・型式
売却済・在庫なしを含む上位2型式。同じ型式をお探しなら 入荷したらお知らせします。
熱機械分析装置の買取も行っています
不要になった熱機械分析装置がありましたら、無料で査定します。設備更新・研究終了・移転などで手放す予定の機器は、廃棄・処分する前に一度ご相談ください。1台から、研究室・工場の一括売却まで全国に対応します。