中古残存酸素計の在庫・価格
在庫 1点 価格 300,000円(税別・送料別/価格掲載 1点)
別の呼び方: 残存酸素濃度計・ヘッドスペース酸素計
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残存酸素計について
AIでまとめた機種一般の解説です。個々の商品の仕様・状態は各商品ページでご確認ください。
残存酸素計は、食品や医薬品の包装内、または密閉容器のヘッドスペースに残っている酸素の濃度を測る計測器です。窒素や炭酸ガスへの置換包装、脱酸素剤入り包装、真空包装の品質確認に使われます。多くは持ち運びできる卓上機またはハンディ機で、包装に中空の針を刺してポンプで内部のガスを吸い込み、センサーまで送って数秒から数十秒で結果を表示します。必要なサンプル量は数mL程度と少なく、小袋の品でも測定できます。表示はO2の体積パーセントが基本です。一般的な測定範囲は0〜25%O2程度、上限を100%まで持つ機種もあります。低濃度側では0.01%O2単位で読めるものが多く、酸素の測定値から窒素などへの置き換わりの度合い(ガス置換率)を換算して表示する機能もよく付いています。
センサーの方式は主に二つです。一つは隔膜型のガルバニ電池式です。酸素を通す膜の奥に貴金属の陰極と鉛などの陽極、電解液を収めた構造で、膜を通った酸素が陰極で還元されるときに流れる電流が酸素分圧に比例することを利用します。外部電源なしで動き、暖機が要らず、乾電池で駆動できます。アルコールや焙煎豆から出るガス、脱酸素剤から出る副生ガスなど、可燃性の成分が混じったサンプルでも測りやすいのが利点です。一方、電極が消耗する消耗品で、交換の目安はおおむね1年前後とされ、大気レベルから低濃度へ切り替えたときの応答が遅くなりやすい傾向があります。
もう一つはジルコニア式です。数百℃に加熱した安定化ジルコニアの両面に電極を付け、基準ガスと測定ガスの酸素分圧の差から生じる起電力を、ネルンストの式で濃度に換算します。応答が速く、ppmレベルから高濃度まで広く測れますが、数分の暖機が必要です。また、可燃性ガスがあると高温の素子上で酸素が燃焼に使われ、測定値が低めに出ることがあります。このほか、容器の内側に貼った蛍光体スポットの発光の消え方を外から読む光学式や、透明な包装をレーザー光で透過して測る方式のように、包装を壊さずに測る(非破壊)機器もあります。こうした方式は同じ品を何度も測って時間による変化を追えます。
実務上の要点として、まずは針を刺すことによる空気の混入を防ぐことです。穿刺する部分に専用のゴム製シールを貼り、刺した後は素早く吸い込みます。ヘッドスペースが小さい品では、吸い込む量が多すぎると外気が引き込まれて値が高く出るため、サンプル量を見て判断します。液体や粉体を吸い込むとセンサーや流路を傷めるので、フィルターの使用と針先の位置に注意します。ガルバニ式は酸素分圧に応答するため、温度補償は内蔵されていても、結露や気圧の変化は誤差のもとになります。使用温度の範囲はおおむね0〜40℃で、結露させないことが条件です。校正は大気(約20.9%O2)で行うのが一般的で、低濃度域の確認には純窒素などによるゼロ点チェックを併用すると信頼性が上がります。缶やペットボトル、加圧または減圧された品には専用のアダプターが必要な場合があり、オプションの電極で飲料の溶存酸素も測れる機種があります。
主な用途は、包装ラインの抜き取り検査、包装機のガス置換条件の設定、シール不良の発見、包材の酸素透過性の評価、賞味期限の設定に向けた保存試験です。分野は食品、飲料、医薬品、電子部品の窒素封入包装など多岐にわたり、測定値を記録して出荷の際の品質の根拠として使う運用も広く行われています。
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