中古COD計の在庫・価格
在庫 1点 価格 100,000円(税別・送料別/価格掲載 1点)
別の呼び方: 化学的酸素要求量測定器・COD測定装置
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COD計について
AIでまとめた機種一般の解説です。個々の商品の仕様・状態は各商品ページでご確認ください。
COD計は、水中の被酸化性物質(主に有機物)を酸化剤で分解したときに消費される酸化剤の量を酸素量(mgO/L)に換算した化学的酸素要求量を測る機器である。BODが20℃・5日間の培養を要するのに対し、CODは1時間程度以内で結果が得られるため、排水処理の管理や規制対応の指標として広く使われる。日本の公定法はJIS K 0102の100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量(CODMn、酸性法)である。欧米や中国で主流の二クロム酸法(CODCr)は酸化力が強く、同じ試料でも高い値になるため、海外仕様の機器やデータを扱う際はどちらの指標かを確認する必要がある。
酸性法では、試料に硫酸と硝酸銀を加えて塩化物イオンをマスキングし、過マンガン酸カリウムを加えて沸騰水浴中で30分加熱する。その後しゅう酸ナトリウムを過剰に加え、残ったしゅう酸ナトリウムを過マンガン酸カリウムで逆滴定して消費量を求める。海水のように塩化物イオンが多い試料にはアルカリ性法が用いられ、機器も酸性法用とアルカリ性法用に大別されるので、選定時には試料の塩分を考慮する。
COD計は大きく自動計測器と簡易COD計に分けられる。自動計測器はJIS K 0806に沿って公定法の操作を自動化したもので、試薬貯蔵部、試料・試薬計量部、反応槽、制御部、指示記録部、洗浄機構などで構成される。加熱は水浴または油浴、試薬計量は空気圧による圧送や定量ポンプで行い、滴定終点は酸化還元電位差または定電流分極電位差の急変で検出する。計測範囲は典型的に0〜20mgO/Lから0〜200mgO/L程度で、1回の測定に約1時間かかる。塩化物イオン電極で銀塩の添加量を調節する機能や、多点計測、自動校正を備える機種もある。
簡易COD計は実験室や現場で迅速に近似値を得るための機器で、硫酸・銀塩・過マンガン酸カリウムを加えて5〜10分程度加熱し、消費量を電量滴定法または比色法で求める。電量滴定法は、試薬中の鉄(III)を定電流電解で鉄(II)に還元して残存する過マンガン酸と反応させ、終点までの電解時間からファラデーの法則で濃度を算出する。酸化から滴定、結果出力までを自動化でき、測定者による差を抑えられる。比色法は残留過マンガン酸カリウムを525nm付近の吸光度で求めるため、試料の着色や濁りの影響に注意が要る。いずれも公定法と反応条件が異なるので、対象の排水で公定法との相関をとり換算して使う。加熱時間のわずかな違いで値が変わる水質もあり、試料・試薬の計量と加熱条件を一定に保つことが精度の要になる。
用途は、河川・湖沼・港湾の水質測定局での公共用水域の監視や、工場・事業場の排水処理設備からの放流水の管理である。東京湾・伊勢湾・瀬戸内海を対象とする水質総量規制では、日平均排水量400m3以上の事業場は毎日の測定が求められ、COD自動計測器や紫外線吸光度からCODを換算するUV計が使われる。400m3未満の事業場では簡易COD計の使用も認められている。導入時は、試薬の補充と廃液処理、反応槽や電極の洗浄といった保守の負担も含めて方式を選ぶとよい。
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