中古 キーサイト(HP/アジレント) Keysight デジタルハイメグオームメーター 8611A
この商品は売却済みです(2017年10月)。同じ機種の在庫をご覧ください。
- メーカー
- キーサイト(HP/アジレント) Keysight
- 型式
- 8611A
- 機種
- 絶縁抵抗計(メグオームメーター)
- 管理番号
- 9100126
- 写真
- 記録なし
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
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絶縁抵抗計(メグオームメーター)とは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
絶縁抵抗計の仕組み
絶縁抵抗計は、電気機器や配線の絶縁状態(電気が外部へ漏れない性能)を測定するための専門的な計測器です。通称「メグオームメーター」や「メガー」とも呼ばれます。
基本的な原理はオームの法則に基づいています。電気回路の絶縁性能を評価するには、一般的なテスターが使用する数ボルト程度の低い電圧では不十分です。そのため、絶縁抵抗計は内部の回路で直流の高電圧を発生させ、測定対象の回路や機器に印加します。
高電圧をかけた際に、絶縁体を通して流れるごくわずかな漏れ電流を検出・測定し、印加した電圧値と漏れ電流の値から抵抗値を算出します。絶縁状態が良好であれば漏れ電流は極めて小さくなり、抵抗値は非常に高い値を示します。逆に、絶縁体が熱や湿度、劣化などで損傷していると漏れ電流が増加し、抵抗値が低く表示されます。
なお、高電圧を印加して測定を行うため、測定直後の回路には電荷が蓄積された状態になります。安全を確保するため、測定終了後に回路内の残留電荷を自動的に放電(ディスチャージ)する機能が組み込まれている点も、絶縁抵抗計の重要な仕組みの一つです。
絶縁抵抗計の特徴
絶縁抵抗計には、現場で安全かつ正確に測定を行うための様々な特徴が備わっています。
一つ目の特徴は、複数の定格測定電圧を切り替えて使用できる点です。測定対象の耐圧性能や規格に合わせて、25Vや50Vといった低圧用から、125V、250V、500V、1000V、さらにはそれ以上の高圧用まで、単一の機器で選択可能です。これにより、精密な電子基板のチェックから、ビルや工場の高圧受変電設備の点検まで幅広く対応できます。
二つ目の特徴は、表示される抵抗値の単位がメガオーム(MΩ)やギガオーム(GΩ)という極めて大きな値であることです。絶縁性能を評価するには、通常の抵抗計では測定できない兆〜億オームレベルの超高抵抗を測定できる性能が不可欠となります。
三つ目の特徴は、用途に応じた表示形式のバリエーションです。針の動きで数値の変動傾向や絶縁破壊の兆候を直感的に把握しやすいアナログ(指針)タイプと、数値の読み間違いを防ぎデータ保存やBluetooth等によるデータ転送機能を備えたデジタルタイプが存在します。
絶縁抵抗計の用途
絶縁抵抗計は、感電事故や漏電火災の防止、ならびに産業機械の安定稼働を維持するための必須ツールとして広く活用されています。
主な用途の一つは、電気設備や産業機械の施工時・出荷時の初期検査です。新しく敷設した配線や導入した機器が、規定の絶縁基準を満たしており、安全に通電できる状態にあるかを稼働前に確認します。
二つ目の用途は、工場やビルにおける定期点検および予防保全です。電気機器や配線ケーブルは、長年の使用による熱、振動、湿気、薬品などの影響を受けて徐々に絶縁が低下します。定期的に絶縁抵抗値を測定し、経年変化のデータを記録・監視することで、突然の絶縁破壊による停電や設備停止、漏電火災といった重大なトラブルを未然に防ぎます。
三つ目の用途は、トラブル発生時の故障診断です。漏電遮断器が作動して電源が落ちた際や、機器が異常停止した際に、回路のどの箇所で地絡(グランドへの漏電)が発生しているかを特定するために使用されます。
具体的な測定対象としては、産業用モータ、変圧器(トランス)、配電盤、スイッチギア、各種電源ケーブルなどが含まれます。また、近年では電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)の普及に伴い、車載の高電圧バッテリーや駆動モータ、充電インフラの安全性を確認する用途でも需要が高まっています。

