中古 古河電工 FurukawaElectric 光ファイバー識別機 ID-H
この商品は売却済みです(2020年2月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- 古河電工 FurukawaElectric
- 型式
- ID-H
- 機種
- 光ファイバー識別機
- 管理番号
- A041502
- 写真
- 記録なし
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
光ファイバー識別機とは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
光ファイバー識別機の概要と主な特徴
光ファイバー識別機は、光通信ネットワークの建設や保守・メンテナンス現場において、特定の光ファイバーを非破壊かつ迅速に特定するための小型測定器です。
最大の特徴は、光ファイバーを切断することなく、また通信を停止させることなく(心線対照および生線判別)、内部を通る光信号を検出できる点にあります。従来の作業では、ファイバーの特定のためにケーブルを途中で切断したり、通信を一時中断したりする必要がありましたが、この機器を使用することで無停止での安全な作業が可能となります。
また、現場での作業性を考慮した軽量・コンパクトなデザインとなっており、高所作業や狭小スペースのクロージャ(接続箱)内でも片手で操作できるよう設計されています。単に光信号の有無(通信中か否か)を判別するだけでなく、光が流れている方向(送信側から受信側への方向)を矢印などで表示する機能や、特定周波数の変調光(トーン信号)を認識して対象のファイバーを正確に識別する機能を備えています。単一の機器で単心線からテープ心線まで幅広く対応できるモデルも多く存在します。
光ファイバー識別機の仕組みと測定原理
光ファイバー識別機の測定原理は、光ファイバーをわずかに曲げることで発生する「マクロベンディング損失(漏れ光)」の検出に基づいています。
通常、光ファイバー内部を通る光は、コアとクラッドの境界で全反射を繰り返しながら伝送されるため、外部へ光が漏れ出ることはほとんどありません。しかし、光ファイバーを一定の曲げ半径で強制的に曲げると、全反射の条件が崩れ、光の一部が被覆を通して外部へ漏れ出します。
識別機のヘッド部分には、ファイバーを安全に曲げるためのクランプ機構と、漏れ出た微弱な光を捉える超高感度の受光素子(フォトダイオード)が配置されています。受光素子がこの漏れ光の強度と入射角を瞬時に解析することで、内部に光信号が流れているかどうか、そしてその光がどちらの方向へ進んでいるかを判定します。ファイバーを曲げる量は通信品質に影響を与えない極小の範囲に精密に制御されているため、通信データの欠損や品質劣化を招く心配はありません。
さらに、目的のファイバーを確実に特定するために、送信側から特定の周波数(一般的に270Hz、1kHz、2kHzなど)で明滅するトーン信号を入力しておく方法も用いられます。識別機側がその周波数を正しく検知することで、多数並んだ光ファイバーの中から対象の1本だけをピンポイントで特定できます。
光ファイバー識別機の主な用途と活用シーン
光ファイバー識別機は、光通信インフラの開通工事、日常的な保守点検、障害復旧作業など、多岐にわたる現場で不可欠なツールとして活用されています。
主な用途の一つが、データセンター、通信局舎内、あるいは電柱上のクロージャ内における「心線対照作業」です。高密度に束ねられた多数の光ファイバーの中から、これから接続や切り替えを行う目的のファイバーを正確に探し出すことで、誤配線や関係のないファイバーの誤切断を防ぎます。
また、既存の通信サービスに影響を与えないための「生線判別(通信中確認)」にも多用されます。撤去作業やメンテナンス時に、対象のファイバーが現在運用中(生線)か、使用されていない(空き心線)かを事前に確認することで、運用中の通信回線を過って切断してしまう重大な通信障害事故を未然に回避できます。
さらに、ネットワーク障害が発生した際の「障害切り分け」にも有効です。光信号がどのポイントまで正常に到達しているかを順番に確認していくことで、断線箇所や接続不良のポイントを迅速に絞り込み、復旧までの時間を大幅に短縮することができます。FTTH(家庭向け光回線)の開通工事においても、戸別引き込み線の特定や疎通確認のために広く利用されています。