中古 オリエンタル技研工業 クリーンベンチ BHC-1300F
この商品は売却済みです(2014年6月)。同じ機種の在庫をご覧ください。
- メーカー
- オリエンタル技研工業
- 型式
- BHC-1300F
- 機種
- クリーンベンチ
- 管理番号
- E040457
- 写真
- 記録なし
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
クリーンベンチの買取も行っています
不要になったクリーンベンチがありましたら、無料で査定します。廃棄・処分する前に一度ご相談ください。
クリーンベンチとは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
クリーンベンチの構造と仕組み
クリーンベンチは、作業スペース内を高度に清浄された空気で満たすことで、外部からの塵埃や微生物の混入を防ぐ局所環境装置です。その構造と仕組みの核心は、高性能フィルターと適切な気流制御にあります。
装置内部に取り込まれた外気は、まずプレフィルターで大きめのゴミやホコリが取り除かれます。その後、メインフィルターであるHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルター、またはさらに高性能なULPAフィルターを通過します。HEPAフィルターは0.3µmの微粒子を99.97%以上捕集する能力を持ち、ここで空気中の微小なホコリや細菌、カビの胞子などが極限まで除去されます。
清浄化された空気は、作業スペースに向かって一方向の「層流(ラミナーフロー)」となって吹き出します。この気流によって、作業スペース内は常に外気よりも圧力が高い状態(正圧)に保たれます。内部が正圧であるため、作業開口部から外気が侵入することができず、無菌・無塵状態が維持される仕組みです。
気流の方向には、天井面から底面に向かって垂直に風が流れる「垂直気流型(バーチカル型)」と、正面の奥から手前に向かって風が流れる「水平気流型(ホリゾンタル型)」の2種類が存在します。垂直気流型は上部からの落下塵埃を防ぐのに適しており、水平気流型は作業手元の清浄度を保ちやすいという特徴があります。
クリーンベンチの主な特徴
クリーンベンチの最大の特徴は、「作業対象物(サンプルや製品)を汚染から守る」ことに特化している点です。作業スペース内はISOクラス5(旧米国連邦規格クラス100)レベルの高い清浄度が維持されます。これは、1立方フィートあたりの0.5µm以上の微粒子が100個以下という、非常に清浄な環境です。
内部には滅菌用の紫外線(UV)ランプ、作業用照明、ガスバーナー用配管、電源コンセントなどが標準装備されていることが多く、作業開始前にUVランプを点灯させることで、作業台表面の殺菌を行い、より確実に無菌状態を作り出すことができます。
注意すべき重要な特徴として、「作業者を保護する機能はない」という点が挙げられます。クリーンベンチからの排気はそのまま作業者側に排出されるため、病原性を持つ微生物や有毒な化学物質、遺伝子組換え体などを扱う作業には使用できません。人身への危険がある物質を扱う場合は、排気をろ過して作業者の安全を確保する「安全キャビネット」を使用する必要があります。
クリーンベンチの主な用途
クリーンベンチは、異物や微生物の混入(コンタミネーション)が許されない多種多様な分野で活用されています。
生命科学・バイオテクノロジー分野では、植物の組織培養、非病原性の細胞培養、遺伝子解析の準備作業、DNA抽出作業などで必須の設備となっています。培地へのカビや細菌の繁殖を防ぎ、実験の再現性と信頼性を高めます。
医薬品・化粧品・食品分野では、製品の無菌試験や微生物検査、品質管理試験において用いられます。検査工程での環境由来の混入による偽陽性を防ぐ目的で使用されるほか、薬局での無菌調剤(高カロリー輸液の調製など)にも利用されます。
エレクトロニクス・精密機器分野では、半導体素子の組み立て、液晶パネルや光学レンズの検査・修復、精密機械の微小部品の組み立てなどに利用されます。目に見えない微細なホコリひとつが製品の欠陥や性能低下につながるため、粒子を徹底的に排除した環境が必要とされるためです。