中古 Solartron 電気化学測定装置 1280Z
この商品は売却済みです(2017年2月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- Solartron
- 型式
- 1280Z
- 機種
- 電気化学アナライザー
- 管理番号
- G122601
- 写真
- 記録なし
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
電気化学アナライザーとは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
電気化学アナライザーの概要
電気化学アナライザーは、溶液中や物質表面で起こる化学反応に伴う電気信号(電流、電圧、電荷量、インピーダンスなど)を検出・解析する精密分析機器です。化学変化と電気現象の相互作用を利用し、試料中に含まれる特定成分の定量・定性分析や、物質の酸化還元特性、反応速度論的な解析を行います。
主な仕組みと測定手法
電気化学アナライザーの基本構造は、主に「三電極系」と呼ばれる電極配置と、電位や電流を精密に制御する制御装置(ポテンショスタット/ガルバノスタット)で構成されています。
- 三電極系には、以下の役割を持つ電極が設置されます。
- 作用電極:目的とする電気化学反応を発生させる電極(金、白金、グラッシーカーボンなど)。
- 参照電極:測定中の電位基準となる電極(銀・塩化銀電極など)。
- 対極(補助電極):作用電極との間で電流を流し、電気回路を完結させる電極。
装置内部のポテンショスタットは、参照電極を基準にして作用電極の電位を正確に制御しながら、作用電極と対極の間に流れる微小電流を測定します。
代表的な測定手法として、電位を一定速度で走査して電流応答を見る「サイクリックボルタンメトリー(CV)」や、微小な交流電圧をかけて内部抵抗や電荷移動のしやすさを調べる「電気化学インピーダンス分光法(EIS)」などがあります。これにより、試料の静的な性質から動的な反応プロセスまでを可視化します。
技術的な特徴
電気化学アナライザーには、分光分析など他の分析手法にはない独自の特徴があります。
- 高い感度と迅速な応答性
- ナノアンペア(nA)からピコアンペア(pA)単位の微小電流を検出できるため、超低濃度の物質分析が可能です。また、電気信号を直接検知するため、リアルタイムでの連続測定に適しています。
- 微量サンプルおよび不透明試料への対応
- 数マイクロリットル程度の極小サンプルでも測定が可能です。また、光学的な透明度を必要としないため、着色した溶液や懸濁液、濁った試料でも前処理なしで測定できます。
- 多角的な解析能力
- 物質の濃度測定だけでなく、電子移動速度、錯形成反応、反応メカニズムの解明など、熱力学的・速度論的なパラメーターを一台で詳細に解析できます。
多岐にわたる用途
電気化学アナライザーは、先端技術の開発から品質管理まで幅広い分野で活用されています。
- 電池・エネルギー分野
- リチウムイオン二次電池や全固体電池、燃料電池の充放電特性評価、内部抵抗の解析、電極材料の劣化評価などに必須のツールとなっています。
- バイオ・医療分野
- 血糖値センサーなどのバイオセンサー開発、DNAやタンパク質の高感度検出、薬物の酸化還元挙動や代謝プロセスの解析に利用されます。
- 環境・水質分析
- 河川水や工場排水に含まれる重金属イオン(鉛、水銀、カドミウムなど)の微量分析や、溶存酸素の測定などに役立てられています。
- 材料・防食分野
- 金属材料の腐食速度の評価やめっき膜の耐久性試験、防食剤の性能評価などに使用され、インフラや自動車部材の長寿命化に貢献しています。
- 触媒・人工光合成研究
- 水電解による水素製造用触媒やCO2還元触媒の活性評価において、反応効率や耐久性を検証するために活用されています。