中古 日本フリーザー 防爆冷蔵庫 CT-3153
この商品は売却済みです(2017年8月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- 日本フリーザー
- 型式
- CT-3153
- 機種
- 防爆冷蔵庫
- 管理番号
- Z17032507
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
防爆冷蔵庫とは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
防爆冷蔵庫の定義と主な特徴
防爆冷蔵庫は、引火性の高い化学物質や有機溶剤、揮発性のある試薬などを安全に冷却保存するために設計された特別な機器です。一般的な家庭用や業務用冷蔵庫は、庫内灯のスイッチや温度調節用のサーモスタット、コンプレッサーの稼働時などに小さな電気火花(スパーク)が発生します。もし庫内に引火性ガスの蒸気が充満していた場合、この微小な火花が着火源となり、爆発や火災を引き起こす危険性があります。
防爆冷蔵庫の最大の特徴は、このような着火源を徹底的に排除または制御している点にあります。電気回路の火花発生を極力抑える構造や、火花が発生したとしても外部のガスに引火しない堅牢な密封構造を備えています。また、静電気の帯電による放電スパークを防ぐため、アース構造や導電性素材が採用されていることも大きな特徴です。厳しい安全基準に適合しており、危険物を取り扱う現場において不可欠な設備となっています。
引火を防ぐ具体的な仕組み
防爆冷蔵庫が爆発を防ぐ仕組みは、着火の三要素(可燃物・酸素・着火源)のうち「着火源」を確実に遮断することに基づいています。具体的な技術的アプローチとしては以下のような構造が挙げられます。
まず、接点火花が発生しやすい部品の特殊構造化です。ドアの開閉スイッチや温度制御用のリレーには、火花が出ない無接点方式(ソリッドステートリレーなど)が採用されるか、あるいは耐圧防爆容器と呼ばれる密閉性の高いケース内に部品が収納されます。万が一容器内部で爆発が起きても、その圧力を抑え込み、外部の可燃性ガスへ火炎が伝播しない仕組みです。
次に、庫内部品の外部移設または保護です。庫内灯やファンモーターなど、通常であれば庫内にある電気部品を排除するか、本質安全防爆と呼ばれる低エネルギー回路に変更しています。本質安全防爆構造とは、正常時はもちろん事故や故障が発生した際でも、電気火花や高熱が可燃性ガスに着火しないレベルまで電気エネルギーを低く抑えた回路設計のことです。
さらに、静電気対策も徹底されています。冷蔵庫の棚板や内壁、ドアパッキンなどに導電性材料を使用し、本体を確実に接地(アース)させることで、摩擦や接触によって生じる静電気の帯電を防ぎます。
防爆構造の分類(庫内防爆と全防爆)
防爆冷蔵庫は、使用環境や目的によって大きく二つのタイプに分類されます。設置場所の危険度に応じて適切に選択することが重要です。
ひとつは「庫内防爆形」です。これは冷蔵庫の内部(庫内)のみが防爆構造になっているタイプです。庫内に引火性物質の蒸気が充満しても爆発しない仕組みになっていますが、冷蔵庫の外側(周囲環境)は防爆化されていません。そのため、一般の実験室や作業場などの非危険場所に設置し、庫内に危険物を保管するという用途で使用されます。
もうひとつは「全防爆形(完全防爆形)」です。庫内だけでなく、コンプレッサーや制御部など庫外の電気部品も含めた全体が防爆構造になっています。石油化学工場や塗装工場など、設置場所の周囲雰囲気自体に可燃性ガスや蒸気が存在する可能性のある「危険場所」に直接設置して使用することができます。
主な用途と使用される現場
防爆冷蔵庫は、危険物を安全に低温管理する必要がある多種多様な産業分野で利用されています。
化学・素材メーカーの研究所や工場では、ジエチルエーテル、アセトン、エタノール、ヘキサンなどの有機溶剤や、低温で不安定になる化学試薬の保管に使用されます。これらの物質は揮発性が高く、室温では容易に爆発性雰囲気を形成するため、厳重な防爆管理のもとで冷却保存することが義務付けられています。
製薬・医学分野では、医薬品の合成原料や抽出用溶剤、揮発性のある各種検査用試薬の保管に用いられます。また、バイオテクノロジーの研究において、有機溶剤を含む検体や細胞サンプルを安全に保存するためにも不可欠です。
塗装・印刷・インキ産業では、塗料やインキに含まれるシンナー類、可燃性樹脂などの原材料管理に活用されます。さらに、石油精製プラントやエネルギー関連施設における品質管理用サンプルの保管など、厳格な防災対策が求められる環境で広く活用されています。



