中古 菊水電子工業 Kikusui デジタルリーケージカレントテスター TOS3200
この商品は売却済みです(2019年12月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- 菊水電子工業 Kikusui
- 型式
- TOS3200
- 機種
- デジタルリーケージカレントテスター
- 年式
- 2012年
- 管理番号
- Z19011202
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
デジタルリーケージカレントテスターの買取も行っています
不要になったデジタルリーケージカレントテスターがありましたら、無料で査定します。廃棄・処分する前に一度ご相談ください。
デジタルリーケージカレントテスターとは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
電気回路における漏れ電流(リーケージカレント)は、絶縁体の劣化や回路内の静電容量によって、本来の電流経路から漏れ出す微小な電流を指します。デジタルリーケージカレントテスターは、配線を切断することなく、この微小な漏れ電流を高精度に測定・デジタル表示する電気計測器です。
測定の基本的な仕組みは、ゼロ相変流器(ZCT:Zero-phase Current Transformer)と呼ばれる高感度な磁気センサの応用に基づいています。単相2線式や三相3線式などの往復配線全体をクランプ(挟み込む)すると、正常な状態であれば行きと帰りの電流のベクトル和はゼロになります。しかし、回路のどこかで漏電が発生している場合、その差分がゼロ相電流として現れます。ZCTはこのわずかな磁場の崩れを検出します。センサで捉えた微小なアナログ信号は、内部の高分解能A/Dコンバータによってデジタル信号へ変換され、マイクロプロセッサによる高度な演算処理を経て、数値として液晶画面に表示されます。
デジタルリーケージカレントテスターの主な特徴として、まず「極めて高い測定感度」が挙げられます。一般的なクランプメーターが数アンペアから数百アンペアの負荷電流を測定するのに対し、本機は数ミリアンペア(mA)やマイクロアンペア(µA)レベルの極小電流を鮮明に捉えることができます。
次に「ノイズ除去と正確な実効値測定機能」です。現代の産業現場に多く存在するインバータ機器やスイッチング電源は高調波ノイズを発生させ、従来の測定器では誤測定の原因となります。デジタルテスターは、商用周波数(50Hz/60Hz)成分のみを通すローパスフィルタや、波形の歪みに強い真の実効値(True RMS)測定機能を備えており、不要なノイズの影響を排除して真の漏電成分のみを正確に計測できます。
さらに「非破壊・活線状態での測定」と「データ拡張性」も大きな特徴です。電源を切らずに安全に点検を行えるため、24時間稼動する工場やデータセンターのメンテナンスに不可欠です。また、デジタル処理の強みを活かし、測定値の内部保存や、Bluetooth通信によるスマートフォン・PCへのデータ転送、時系列での変化を追うトレンドグラフ作成などが容易に行えます。
主な用途としては、第一にビル、工場、公共施設などの電気設備における「定期点検と予防保全」が挙げられます。電線の被覆劣化や機器の絶縁低下を早期に発見し、漏電火災や感電事故を未然に防止します。
第二に「漏電遮断器(ELCB)トリップ時の原因探査」です。遮断器が作動した際、どの分電盤やどの末端負荷機器から漏れ電流が発生しているかを、回路を順次クランプしながら絞り込んで特定するトラブルシューティングに使用されます。
第三に「先端設備や特殊環境の安全管理」です。太陽光発電システムのパワーコンディショナ周辺の点検、EV(電気自動車)充電設備の検査、さらには微細な漏れ電流が患者の安全に直結する医療機器や精密検査装置の保守管理など、高度な安全基準が要求される分野で幅広く活用されています。



