中古 Stanford Research Systems(SRS) デジタル遅延パルス発生器 DG535
この商品は売却済みです(2022年11月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- Stanford Research Systems(SRS)
- 型式
- DG535
- 機種
- デジタル遅延パルス発生器
- 管理番号
- Z22070778
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
デジタル遅延パルス発生器の買取も行っています
不要になったデジタル遅延パルス発生器がありましたら、無料で査定します。廃棄・処分する前に一度ご相談ください。
DG535 の参考仕様
型式の一般的な値を、AIがメーカー資料などから調べたものです。この個体を測った値ではありません。
| 遅延チャンネル数 | 4 ch |
|---|---|
| 遅延範囲 | 0〜999.999999999995 s |
| 遅延分解能 | 5 ps |
| RMSジッタ | <100ps+遅延×10⁻⁸ |
| タイムベース確度 | 25 ppm |
| 内部トリガ周波数 | 0.001〜1×10⁶ Hz |
| 外部トリガしきい値 | ±2.56 V |
| 出力レベル | TTL / ECL / NIM / 可変(-3〜+4V) |
| 出力立ち上がり時間 | 2〜3 ns |
| 最短パルス幅 | 4 ns |
| インターフェース | GPIB(IEEE-488) |
| 電源電圧 | 100/120/220/240 V AC |
| 消費電力 | 70 W |
| 外形寸法(W×D×H) | 216×356×121 mm |
| 質量 | 4.5 kg |
出典: xdevs.com
デジタル遅延パルス発生器とは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
デジタル遅延パルス発生器の仕組み
デジタル遅延パルス発生器は、外部からのトリガ信号を受け取ってから、あらかじめ設定した時間だけ遅れた(ディレイ)精密なパルス信号を生成・出力する計測制御機器です。
その内部動作の核となるのは、超高精度の基準クロック発振器とデジタルカウンタ回路です。アナログ式の遅延回路(RC回路など)とは異なり、高周波の内部クロック信号を基にデジタル処理で時間をカウントします。外部または内部のトリガ信号が入力されるとカウントを開始し、指定された遅延時間に相当するカウント数に達した瞬間に、出力回路からパルス信号を発振させます。
パルスの幅(オン時間)も同様のデジタルカウント制御によって生成されます。また、クロックの周期よりもさらに細かい時間(サブナノ秒からピコ秒レベル)の遅延を実現するために、デジタルカウンタに加えて「プログラマブル遅延線」や「位相補間回路(フェーズ・インタポーラ)」などのアナログ・デジタル融合技術が組み込まれています。これにより、極めて微細で精度の高いタイミング制御を可能にしています。
デジタル遅延パルス発生器の特徴
デジタル遅延パルス発生器には、先進的な精密計測やシステム制御において不可欠となる多くの優れた特徴があります。
最も大きな特徴は、極めて高い時間分解能と低ジッタ性能です。時間の設定分解能は一般的に数ピコ秒(10のマイナス12乗秒)からナノ秒単位と非常に細かく、トリガ入力からパルス出力までの時間の揺らぎ(ジッタ)も数十ピコ秒以下に抑えられています。そのため、再現性が強く求められる実験環境で高い信頼性を発揮します。
また、多チャンネルの独立制御が可能な点も強みです。多くの装置が複数の出力チャンネルを備えており、1つのトリガ信号に対して、チャンネルごとに異なる遅延時間、パルス幅、振幅電圧(TTL、ECL、可変電圧など)を個別に設定できます。これにより、複雑な実験装置や製造装置全体の同期を1台で一括管理できます。
さらに、高度なプログラマビリティを備えている点も挙げられます。内部発振、外部トリガ、単発、バーストなど多様な動作モードに対応し、USB、Ethernet、GPIBといった通信インターフェースを介してPCから自動制御することが容易です。
デジタル遅延パルス発生器の用途
デジタル遅延パルス発生器は、ナノ秒・ピコ秒単位の「時間」を厳密にコントロールする必要がある多種多様な分野で活用されています。
最先端の光学・レーザー研究では、パルスレーザーのQスイッチング制御や、2本のレーザー光の照射タイミングを極限まで合わせる「ポンプ・プローブ分光計測」に用いられます。超高速な化学反応や物性変化の過渡現象を観測する際に不可欠な存在です。
高速画像計測の分野では、ICCD(増幅型CCD)カメラのゲート制御や、超高速現象(放電、燃焼、衝撃波など)の可視化に利用されます。現象が発生した瞬間のわずかな時間だけカメラのシャッターを開けるといった、マイクロ秒以下の精密なタイミング同期を実現します。
半導体・電子部品のテストにおいては、高周波デバイスの信号タイミング評価や、LiDAR(光画像検出と測距)システムの応答測定、レーダー装置の模擬信号生成に活用されています。正確な遅延パルスを供給することで、回路の動作限界や測距精度を検証できます。
大型科学研究やエネルギー分野では、プラズマ実験や核融合研究における高電圧パルス電源の放電同期制御、粒子加速器のタイミング管理など、ミリ秒からピコ秒レベルの厳密な同期が安全と実験の成否を分ける重要システムで広く使われています。



