中古 アズワン As one バイオ用クリーンベンチ CT-900UVAX
この商品は売却済みです(2023年9月)。同じ機種の在庫をご覧ください。
- メーカー
- アズワン As one
- 型式
- CT-900UVAX
- 機種
- バイオ用クリーンベンチ
- ほかの分野
- バイオ機器
- 年式
- 2021年
- 管理番号
- Z23042405
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
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バイオ用クリーンベンチとは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
クリーンベンチの基本構造と仕組み
バイオ研究や検査業務において不可欠なクリーンベンチは、作業スペース内の空気を極めて高い清潔度に保つための局所クリーン設備です。その根幹をなす仕組みは、空気中の微粒子や微生物をキャッチする高性能フィルターと、整えられた気流の制御にあります。
基本構造としては、装置上部または背面に設置されたファンユニットが室内の空気を取り込み、まず大きなゴミを取り除くプレフィルターを通過させます。その後、0.3マイクロメートルの粒子を99.97パーセント以上捕集できるHEPA(ヘパ)フィルターや、さらに捕集効率の高いULPA(ウルパ)フィルターを通して作業スペース内へクリーンな空気を送り込みます。
内部は周囲の室内に比べて気圧が高い陽圧状態に保たれています。これにより、装置の外気が作業スペース内に侵入するのを防ぎ、外部からの無菌・無塵環境への汚染(コンタミネーション)を防止します。
気流の方式には、天井部から作業面に向かって垂直に吹き出す垂直気流型(バーチカルフロー)と、正面奥から手前に向かって吹き出す水平気流型(ホリゾンタルフロー)の2種類があります。バイオ分野では、試薬の相互汚染を防ぎやすく、作業者の手元による気流の乱れが少ない垂直気流型が多く採用されています。
バイオ用クリーンベンチの主な特徴
バイオ分野で使用されるクリーンベンチには、生命科学や微生物を扱う作業に特化した仕様と機能が備わっています。
最大の特長は、サンプルや培養物を外部の雑菌から守るコンタミネーション防止性能の高さです。ISOクラス5(従来表示でクラス100)レベルの清浄度を確保できるものが一般的であり、1立方フットあたりの0.5マイクロメートル以上の微粒子が100個以下という高度な無菌環境を作り出します。
また、作業前後の殺菌処理を効率的に行えるよう、内部には殺菌灯(UVランプ)が標準装備されているケースがほとんどです。作業を開始する前に殺菌灯を一定時間照射することで、作業台表面や空間内の殺菌を行います。作業時には視認性と安全性を高めるため、殺菌灯が消灯し、作業用の照明に切り替わる安全インターロック機構が設けられています。
さらに、気流の乱れを最小限に抑える構造デザインも特徴の一つです。バイオ作業では熱源を使用することがありますが、上昇気流によって無菌状態が破綻しないよう、風速の最適化や風量自動調節機能が搭載されている機種もあります。
なお、注意すべき点として、クリーンベンチは「サンプルを保護する」ための装置であるという構造的特徴があります。内部の空気は作業者の方向へ押し出されるため、人体に有害な病原体や危険性の高い遺伝子組み換え生物、毒性物質を取り扱うのには適していません。作業者や環境の保護を目的とする場合は、安全キャビネット(バイオセーフティキャビネット)が用いられます。
バイオ分野における多角的な用途
バイオ用クリーンベンチは、無菌操作や微粒子の混入を極力嫌う幅広い分野で活用されています。
1つ目は、細胞培養および組織培養の分野です。再生医療研究や創薬研究におけるiPS細胞、ES細胞、動物の株化細胞などの培養作業では、わずかな細菌やカビの胞子が混入するだけで細胞が死滅してしまいます。クリーンベンチはこれらの細胞を安全かつ清潔に継代・管理するために不可欠です。
2つ目は、植物組織培養です。希少植物の増殖や農業分野における無ウイルス苗の育成において、茎頂培養などの作業を無菌的に行うために用いられます。
3つ目は、微生物実験や各種検査業務です。食品メーカーや製薬会社における製品の無菌試験、微生物検査、遺伝子解析(PCR法の前処理など)において、外部からの不要なDNAや雑菌の混入を防ぐ目的で使用されます。サンプルに目的外の物質が混入すると検査結果の信頼性が損なわれるため、厳格なクリーン環境が求められます。
4つ目は、医療品やコスメの調剤・充填作業です。病院の調剤室での高カロリー輸液の調製や、研究室レベルでの無菌製剤、化粧品の試作など、直接人体に関わる製品の安全性を確保する用途で広く活躍しています。




