中古 フジクラ Fujikura 光ファイバリコータ FSR-05
この商品は売却済みです(2026年6月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- フジクラ Fujikura
- 型式
- FSR-05
- 機種
- 光ファイバリコータ
- 管理番号
- Z26051109
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
光ファイバリコータとは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
光ファイバリコータは、光ファイバの被覆(コーティング)を除去・加工した部分に対して、再び保護用樹脂を塗布・硬化させて元通りの状態に復元する産業用装置です。光ファイバを融着接続する際、ガラス素線を露出させるために外層の樹脂被覆を剥離しますが、露出したガラス表面は微小な傷や湿度によって著しく強度が低下します。この脆弱な接続部分を覆い、元の光ファイバと同等の機械的強度と信頼性を保持させる工程が「リコート」であり、それを自動かつ高精度に行うのが光ファイバリコータの役割です。
装置の基本的な仕組みは、まず露出した光ファイバを高精度な金型(モールド)またはガラスキャピラリ内にセットします。次に、モールド内に透明度と屈折率が制御されたUV硬化型樹脂(アクリル系やシリコーン系など)を定流量ポンプで注入します。樹脂が被覆除去部に均一に行き渡った後、高強度のUV(紫外線)LEDやランプから紫外線を照射し、数秒間で樹脂を急速に硬化させます。硬化後、モールドを開放して再被覆された光ファイバを取り出します。
光ファイバリコータの大きな特徴は、極めて高い「寸法精度と同心度」の実現にあります。ファイバの中心軸と新しく形成される樹脂層の中心を高精度に一致させることで、被覆の段差をなくし、曲げによる光学損失や機械的ストレスを防ぎます。
また、「気泡(バブル)の混入防止機能」も重要です。樹脂内に微小な気泡が残ると、光の散乱や熱膨張による断線リスクが生じるため、真空脱気や高精度な吐出制御により完全な無気泡状態を作り出します。さらに、デジタル制御されたUV照射や自動張力調整機能により、作業者の熟練度を問わず常に均一な品質を提供できます。柔軟性の高いモールドを使用することで、標準的な外径だけでなく大口径ファイバや異形ファイバのリコートに対応するモデルも存在します。
用途は、高い信頼性と光学特性が要求される多様な分野にわたります。最も代表的なのが「海底光ケーブルや長距離通信用コンポーネントの製造」です。海底という過酷な環境下で数十年以上耐えうる引張強度と防水性を確保するためにリコート技術が不可欠となります。
また、「高出力ファイバレーザや光加工機の製造」においても重要な役割を果たします。接合部での光漏れや発熱を抑え、安定した高出力発振を維持するために高品質な被覆復元が求められます。さらに、橋梁や航空機の歪み・温度を測定する「光ファイバセンサ(FBGセンサ)」の製作工程や、医療用内視鏡、光学カプラーなどの精密光学部品の組み立てライン、通信インフラの現地補修作業など、幅広い産業分野で活用されています。



