検索
メニュー

中古原子吸光分析装置の在庫・価格(日立 Hitachi)

在庫 1点 価格 1,000,000円(税別・送料別/価格掲載 1点) 過去の取扱 6件

別の呼び方: AAS・原子吸光光度計

原子吸光分析装置を売りたい方はこちら → 分析機器の買取・無料査定

中古原子吸光分析装置の在庫 1点

新しく登録した在庫から順に並べています。価格は税別・送料別です。

原子吸光分析装置について

AIでまとめた機種一般の解説です。個々の商品の仕様・状態は各商品ページでご確認ください。

原子吸光分析装置の仕組み

原子吸光分析装置(AAS: Atomic Absorption Spectrophotometer)は、物質に含まれる微量の金属元素を定量分析するための標準的な分析機器です。その基本的な仕組みは、基底状態の原子が固有の波長の光を吸収する現象(原子吸光現象)を利用しています。

測定プロセスは、主に「試料の原子化」「光の照射と吸収」「測定と計算」の順で行われます。

まず、液状化した試料を装置内の原子化部へ導入します。原子化部では、高温のフレーム(炎)や電気加熱炉(グラファイト炉)を用いて熱エネルギーを与え、試料中の化合物を熱分解して「自由原子」の状態(原子雲)を作り出します。

次に、測定したい元素特有の光を発する光源(主にホロカソードランプ)から、生成された原子雲へ光を照射します。基底状態の原子は、自身と同じ元素が放出する特定の波長の光のみを吸収する特性を持つため、透過した光の強度は減少します。

この光の減少度合い(吸光度)を分光器と検出器で測定します。吸光度は試料中の目的元素の原子密度(濃度)に比例するという「ランベルト・ベールの法則」が成り立つため、あらかじめ濃度の分かっている標準液で作成した較正曲線(校正曲線)と照らし合わせることで、試料中の微量金属の濃度を正確に算出します。

原子吸光分析装置の特徴

原子吸光分析装置には、他の元素分析機器と比較して以下のような優れた特徴があります。

一つ目は「高い選択性」です。目的とする元素専用の光源ランプを使用するため、他の共存元素による妨害(干渉)を受けにくく、複雑な成分が含まれる試料であっても特定の金属元素だけをピンポイントで高精度に定量できます。

二つ目は「高い検出感度」です。原子化の方法によって感度が異なりますが、フレーム法ではppm(100万分の1)レベル、グラファイト炉法(電気加熱法)ではppb(10億分の1)レベルという、ごく微量な濃度まで検出が可能です。

三つ目は「優れた操作性とコストパフォーマンス」です。ICP発光分光分析装置(ICP-OES)やICP質量分析装置(ICP-MS)などの高位機種と比較して、装置本体の価格や導入・維持コストが抑えられており、操作も比較的簡便であるため、日常的な試験検査の現場に広く普及しています。

ただし、基本的には光源ランプを切り替えて「1元素ずつ順番に測定する」仕組みであるため、多数の元素を同時に分析する用途には向かないという制限もあります。また、原子化の段階で試料を熱分解するため、非破壊での測定はできません。

原子吸光分析装置の用途

原子吸光分析装置は、金属元素の高感度な定量分析が求められる多種多様な分野で活用されています。

環境分析の分野では、水質や土壌、大気中の有害金属の監視に欠かせません。河川水や地下水、工場排水に含まれる鉛、カドミウム、水銀、ヒ素、クロムといった環境規制対象物質の測定に常用されています。

食品・農業分野では、農作物や清涼飲料水、加工食品に含まれる必須ミネラル成分(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛など)の含有量測定や、有害金属による汚染がないかを確認する安全管理・品質保持の目的で使用されます。

医薬品・化粧品分野では、日本薬局方などの規格に基づき、原料や最終製品に含まれる残留触媒金属や不純物元素の限度試験・定量試験に利用されています。厳格な品質管理が求められるこの分野において、信頼性の高い分析手法として確立しています。

化学・金属・産業資材の分野では、金属材料や合金の成分分析、めっき液中の金属濃度管理、半導体製造用の高純度薬品の管理に用いられます。さらに、使用済みのエンジンオイルに含まれる金属粉を測定することで、機械の摩耗状況を診断する予防保全の手法としても応用されています。

原子吸光分析装置の買取も行っています

不要になった原子吸光分析装置がありましたら、無料で査定します。設備更新・研究終了・移転などで手放す予定の機器は、廃棄・処分する前に一度ご相談ください。1台から、研究室・工場の一括売却まで全国に対応します。

無料査定を依頼する 分析機器の買取について 買取対象カテゴリ一覧