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中古イオン電源の在庫・価格(Commonwealth Scientific)

在庫 1点 価格 100,000円(税別・送料別/価格掲載 1点) 過去の取扱 8件

別の呼び方: イオン源電源・イオンガン電源

イオン電源を売りたい方はこちら → 真空コンポーネントの買取・無料査定

中古イオン電源の在庫 1点

新しく登録した在庫から順に並べています。価格は税別・送料別です。

イオン電源について

AIでまとめた機種一般の解説です。個々の商品の仕様・状態は各商品ページでご確認ください。

イオン電源の仕組みと動作原理

イオン電源は、原子や分子から電子を奪う、あるいは付加させることで「イオン」を生成し、そのイオンを制御・加速して特定対象に照射するために用いられる高精度な電源装置です。基本動作は、イオンの生成(プラズマ化)と、生成されたイオンの制御・加速の二つのプロセスから構成されます。

まず、真空容器内に原料となるガス(アルゴンや窒素など)を導入し、加熱したフィラメントや高周波(RF)電力を用いて放電を起こします。これによりガスが励起され、電子と陽イオンが混在する「プラズマ」が生成されます。

次に、このプラズマから目的のイオンだけを引き出して加速するために、イオン電源から超高圧の電圧を印加します。引き出し電極(グリッド)に正または負の数キロボルトから数百キロボルトという高電圧を加えることで、静電的な力によってイオンを強力に引っ張り出し、ビーム状に絞り込んで加速します。

実際のイオン電源システムは単一の電源ではなく、プラズマ生成用、イオン引き出し用、ビームの広がりを抑える収束用など、複数の独立した電源を高度に連動させて制御する複雑な構造を持っています。

イオン電源の主な特徴

イオン電源の最大の特長は、極めて高い電圧精度と出力の安定性にあります。イオンビームのエネルギーや軌道は印加電圧に直結するため、数万ボルトの出力であってもボルト単位以下のレベルで電圧を安定させなければなりません。そのため、極小の電圧の揺らぎ(リップル)や外部環境による変動を極限まで抑える回路技術が組み込まれています。

二つ目の特長は、強力な保護機能とアーク(微小放電)対策です。真空内で高電圧を扱う特性上、内部での絶縁破壊や不要な放電が不可欠に発生します。放電が起こると機器や対象物が損傷するため、イオン電源にはマイクロ秒単位で異常電流を検知し、瞬時に出力を遮断・自動復旧させる高度なアーク消滅機能が備わっています。

三つ目の特長は、マルチチャンネルによる連動制御性です。生成・引き出し・加速・偏向といった各プロセスに必要な異なる電圧・電流を高精度にバランスさせ、プロセスの変化に応じてリアルタイムに追従・制御する機能を備えています。

イオン電源の代表的な用途

イオン電源は、最先端の製造技術から分析・宇宙開発に至るまで幅広い分野で活躍しています。

最も代表的な用途が半導体製造プロセスにおける「イオン注入装置」です。シリコンウェハに対してボロンやリンなどの不純物イオンを精密に打ち込み、半導体の電気的特性をコントロールします。製品の性能と歩留まりを左右する極めて重要な工程です。

二つ目は、高品質な薄膜の形成や表面改質技術です。「イオンビームスパッタリング」や「イオンプレーティング」といった蒸着装置において、カメラのレンズ用光学フィルターや切削工具への超硬質膜コーティングに使用されます。イオンのエネルギーを利用することで、密着性が高く緻密で高品質な薄膜を形成できます。

三つ目は、精密な分析・計測機器です。「質量分析装置(MS)」や「二次イオン質量分析装置(SIMS)」では、試料から発生させたイオンを正確に加速・分離するためにイオン電源が使われており、微量物質の特定や材料の極表面分析に貢献しています。

このほかにも、宇宙用人工衛星の推進力となる「イオンエンジン」の駆動用電源や、工場内の静電気を強力に除去する「イオナイザー(除電器)」の高圧源など、微粒子を電気的にコントロールするあらゆる先端技術の基盤として欠かせない存在となっています。

イオン電源の買取も行っています

不要になったイオン電源がありましたら、無料で査定します。設備更新・研究終了・移転などで手放す予定の機器は、廃棄・処分する前に一度ご相談ください。1台から、研究室・工場の一括売却まで全国に対応します。

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