中古 新東科学 HEIDON 静摩擦係数測定器 TYPE:10
この商品は売却済みです(2014年10月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- 新東科学 HEIDON
- 型式
- TYPE:10
- 機種
- 静摩擦係数測定器
- 管理番号
- E100901
- 写真
- 記録なし
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
静摩擦係数測定器とは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
静摩擦係数測定器の仕組み
静摩擦係数測定器は、接触している2つの物体が動き出す直前の最大静摩擦力を正確に測定し、摩擦係数として数値化するための専門機器です。主な測定方式には「傾斜法」と「水平引っ張り法」の2種類が存在します。
傾斜法は、測定対象を載せた台をゆっくりと傾けていき、滑り始めた瞬間の角度(滑走角)をセンサーで検知する仕組みです。この角度の正接(タンジェント)を計算することで静摩擦係数が求められます。構造が比較的シンプルで、再現性の高い測定が可能です。
一方、水平引っ張り法は、水平な測定台の上に置いた試料を水平方向に一定の速度で引っ張り、動き出す瞬間に生じる最大荷重をロードセル(荷重センサー)で直接測定します。この最大荷重を試料の自重で割ることで静摩擦係数を算出します。
現代のデジタル測定器では、高精度な角度センサーや荷重センサーが組み込まれており、人間の目視や手動操作では捉えきれない微小な滑り始めの瞬間を正確に検出できるようになっています。
静摩擦係数測定器の主な特徴
静摩擦係数測定器の最大の特徴は、測定者による個人差や操作のばらつきを排除し、極めて高い再現性と定量性を実現している点です。自動制御によって傾斜速度や引っ張り速度を一定に保つため、常に均一な条件で試験を行うことができます。
また、JIS(日本産業規格)やISO(国際標準化機構)などの各種規格に準拠した試験が簡単に行える点も挙げられます。フィルム、紙、ゴム、金属など、対象物に合わせた試験モードがプリセットされているモデルも多く、規格に沿った正確なデータ収集が容易です。
さらに、利便性と機能性の高さも特徴です。卓上で詳細なデータ解析を行う高精度な研究開発用モデルから、現場へ持ち運んで床材などを直接測定できるポータブル型まで用途に応じた製品ラインナップがあります。最新の機器では、静摩擦係数と同時に滑り出した後の動摩擦係数を一連の動作で計測できるものや、測定データをパソコンへ転送してグラフ化・統計処理を自動化できる機能を備えた製品が標準的です。
多岐にわたる具体的な用途
静摩擦係数測定器は、製品の品質管理、安全性向上、製品開発など、幅広い分野で利用されています。
最も代表的な用途が、フィルムや紙、包装資材の製造・加工分野です。例えば、プラスチックフィルムや段ボールは、滑りやすすぎると輸送時に荷崩れを起こし、逆に滑りにくすぎると自動包装機で搬送詰まりを引き起こします。適切な摩擦管理は生産性と物流の品質を左右するため、厳格な測定が行われています。
建築や交通安全の分野では、床材やタイル、道路の滑りやすさ評価に用いられます。特に商業施設や駅の床材において、雨天時の転倒事故を防ぐための安全基準を満たしているかをポータブル測定器で現場検証するケースが増えています。
その他にも、自動車内装材やタッチパネルの手触り感(触感)の定量化、化粧品やストッキングの肌滑りの良さの評価、各種機械部品の摩耗防止やグリップ力向上といった研究開発分野に至るまで、製品性能を高めるための重要な指標として活用されています。