中古 アドバンス理工 熱拡散率測定装置 FTC-1
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- メーカー
- アドバンス理工
- 型式
- FTC-1
- 機種
- 熱拡散率測定装置
- 管理番号
- Z17122001
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
熱拡散率測定装置とは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
熱拡散率測定装置の基本構造と測定の仕組み
熱拡散率測定装置は、物質内部において熱が伝わる速度(熱拡散率)を精密に測定するための分析機器です。熱拡散率は、過渡的な熱の移動のしやすさを表す物理量であり、材料の熱応答性能や放熱・保熱特性を評価する上で極めて重要な指標となります。
本装置で最も広く採用されている測定手法はフラッシュ法(レーザーフラッシュ法およびキセノンフラッシュ法)です。この方法では、円盤状や角型に加工された測定試料の片面(表面)に対して、瞬時にパルス光を照射します。照射された光エネルギーは試料の表面で熱に変換され、内部を通って反対側の裏面へと伝達します。
試料の裏面側には高感度な赤外線放射温度計などの非接触センサーが配置されており、熱が到達したことによる裏面の温度上昇過程を時間軸に沿って計測します。光照射から裏面の温度上昇が最高値の半分に達するまでの時間(半価時間)と、試料の厚さを用いて計算を行うことで、熱拡散率を短時間かつ高精度に算出します。また、近年では数ナノメートルから数マイクロメートルレベルの薄膜材料に対応するため、光波加熱サーモリフレクタンス法などを利用した装置も実用化されています。
熱拡散率測定装置の主な特徴
熱拡散率測定装置には、材料の熱特性評価を効率的かつ正確に行うための優れた特徴が数多く備わっています。
第一に、非接触かつ短時間で測定が完了する点があげられます。フラッシュ法では数ミリ秒から数秒程度で計測が終了するため、測定中の試料の変質や環境変動の影響を最小限に抑えられます。また、温度センサーを試料に直接接触させないため、接触熱抵抗による誤差が発生せず、再現性の高いデータが得られます。
第二に、極めて広い温度範囲での測定に対応している点です。マイナス100℃以下の極低温域から、2000℃を超える超高温域まで、加熱炉の制御により対応可能です。雰囲気制御(真空、窒素やアルゴンなどの不活性ガス)を厳密に行う機能を備えており、高温下で酸化しやすい金属や新素材の評価も確実に行えます。
第三に、熱伝導率を高精度に導き出す役割を果たす点です。熱伝導率は直接測定が難しい場合が多いですが、本装置で測定した熱拡散率に、別途得られた密度と比熱容量を掛け合わせることで、信頼性の高い熱伝導率を算出できます。最新の装置では、熱拡散率と比熱容量を同一条件で同時測定できるモデルも広く普及しています。
多様な産業分野における主要な用途
熱拡散率測定装置は、高度な熱管理(サーマルマネジメント)が求められる最先端の産業分野において、研究開発から品質管理まで幅広く活用されています。
半導体および電子デバイス分野では、機器の小型化や高出力化に伴う発熱問題の解決が重要課題となっています。本装置は、パワー半導体の放熱基板、CPUとヒートシンク間に使用される熱伝導インターフェース材料(TIM)、グラファイトシートなどの高熱伝導材料の評価に不可欠です。
自動車および航空宇宙分野では、電動化(EV)に伴うバッテリーの熱管理やパワーモジュールの冷却設計において重要な役割を担っています。また、エンジン部材、宇宙船の耐熱コーティング、軽量かつ高強度の炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの熱移動特性を把握するために活用されています。
エネルギーや新素材開発の分野においては、廃熱を電気に変換する熱電変換材料の性能評価や、新規ポリマー、セラミックス、金属アロイの品質保証など、材料と熱が関わるあらゆる産業領域で導入されています。



