中古 三洋電機 Sanyo CO2インキュベーター MCO-19AIC
この商品は売却済みです(2019年10月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- 三洋電機 Sanyo
- 型式
- MCO-19AIC
- 機種
- CO2インキュベーター
- 管理番号
- Z19092702
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
CO2インキュベーターの買取も行っています
不要になったCO2インキュベーターがありましたら、無料で査定します。廃棄・処分する前に一度ご相談ください。
MCO-19AIC の参考仕様
型式の一般的な値を、AIがメーカー資料などから調べたものです。この個体を測った値ではありません。
| 内容量 | 170 L |
|---|---|
| 定格電圧 | 100 V |
| 定格周波数 | 50/60 Hz |
| 総合最大電流 | 3.1 A |
| 総合最大消費電力 | 310 W |
| 質量 | 93 kg |
出典: 現品の銘板
CO2インキュベーターとは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
CO2インキュベーターの仕組み
CO2インキュベーターは、生体内の環境(特に哺乳類の体内環境)を人工的に再現するために設計された精密な実験機器です。主に温度、二酸化炭素(CO2)濃度、湿度の3つの要素を高度に制御する仕組みを備えています。
温度制御においては、細胞増殖に適した37度前後の一定温度を維持するため、ヒーターと精密な温度センサーが用いられます。加熱方式には、槽内全体を効率よく温めるエアジャケット方式やダイレクトヒート方式などが採用されており、扉の開閉による温度低下からも迅速に復帰できるよう設計されています。
CO2濃度の制御は、培地のpH(酸塩基平衡)を一定に保つために不可欠です。培地に含まれる重炭酸塩と供給されるCO2ガスが平衡状態を保つことで、生体内に近い弱アルカリ性のpH(7.2から7.4程度)が維持されます。槽内には赤外線(IR)センサーや熱伝導(TC)センサーが搭載されており、設定値(一般的には5パーセント)より低下すると自動的にガスが噴射されます。特にIRセンサーは温度や湿度の影響を受けにくく、高精度な測定が可能です。
湿度制御は、培地の水分蒸発を防ぎ、浸透圧の変化を抑制するために行われます。槽の底部に設置した加湿皿からの自然蒸発などにより、槽内を90から95パーセント以上の高湿度環境に保ちます。
CO2インキュベーターの主な特徴
CO2インキュベーターの最大の特徴は、体内の生理条件を極めて高い精度で再現できる点と、コンタミネーション(微生物汚染)を防ぐ徹底した衛生管理機能にあります。
培養される細胞や組織は生体外では免疫系を持たないため、細菌やカビ、ウイルスなどの混入に対して極めて脆弱です。そのため、現代の機器には多様な防汚・殺菌機能が備わっています。例えば、槽内壁面に抗菌効果の高い銅含有ステンレスや純銅を採用したモデル、定期的に槽内を自動殺菌する高温乾燥滅菌機能や湿熱殺菌機能、槽内の空気を常時浄化するHEPAフィルター、UV(紫外線)照射システムなどが代表的です。
また、作業時の環境変動を最小限に抑える構造も特徴の一つです。メインドアを開けた際にも槽内の環境が急激に変化しないよう、内部が複数の強化ガラス製小ドアで仕切られているモデルが多く存在します。これにより、必要なエリアのみにアクセスでき、温度やガス濃度の低下を最小限にとどめられます。
CO2インキュベーターの用途
CO2インキュベーターは、生命科学(ライフサイエンス)研究をはじめ、医療、製薬、食品、化粧品など多岐にわたる分野で利用されています。
最も代表的な用途は、動物細胞やヒト細胞の株化培養および初代培養です。がん研究や遺伝子研究において、病気のメカニズム解明や新規治療法の開発に用いられます。
製薬分野では、創薬スクリーニングや薬物の毒性試験に欠かせません。候補化合物が細胞に与える影響や、効果的な投与量を評価する際に、均一な品質の細胞を大量に培養するために活用されます。また、バイオ医薬品やワクチンの製造工程における前培養段階でも利用されます。
再生医療分野では、iPS細胞やES細胞、幹細胞などの多能性細胞の培養に不可欠です。組織工学と組み合わせて、人工皮膚や人工軟骨などの再生医療製品を作製するプロセスで中心的な役割を果たします。
高度生殖医療(不妊治療)の分野においては、体外受精(IVF)における受精卵や胚の培養に使用されます。非常に繊細な環境変化が求められるため、極めて安定した低酸素・高精度の環境を提供する専用のインキュベーターが活躍しています。



