中古 Primix プラネタリーミキサー 2P-03
この商品は売却済みです(2025年1月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- Primix
- 型式
- 2P-03
- 機種
- プラネタリーミキサー
- 年式
- 2010年
- 管理番号
- Z24062802
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
プラネタリーミキサーとは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
プラネタリーミキサーは、太陽の周りを惑星が公転しながら自転する動きに似た独自の攪拌機構を持つ密閉型・バッチ式の高粘度対応加工機です。処理容器(タンク)の中央軸を中心として攪拌ブレード全体が旋回(公転)すると同時に、ブレード自体も高速で回転(自転)する複雑な遊星運動を行います。
一般的な攪拌機では、固定された軸の周りを羽根が回るため、容器の壁面近くや底部に攪拌されない死角(デッドスペース)が生じやすい課題があります。しかし、プラネタリーミキサーは公転と自転の組み合わせにより、ブレードが容器内部のあらゆる空間を緻密に通過します。さらに、容器の内壁や底部に密着するように追従するスクレイパー(掻き取り刃)を併設することで、壁面に付着した未混合の材料を常時中央へと押し戻し、均一な混練と分散を可能にしています。
加工機・処理装置としてのプラネタリーミキサーには、主に以下のような優れた特徴があります。
1.超高粘度領域への対応力
水のような低粘度液体から、数百万mPa・sに及ぶ粘土状の超高粘度物、パテ状材料まで、幅広い粘度帯の材料を効率よく捏和・混合できます。高粘度下でも強力な剪断(シアー)力を発生させ、固形粉末を液中に微細かつ均一に分散させることが可能です。
2.精密なデッドスペースレス構造
ブレードの緻密な軌跡とスクレイパーの連動により、容器内の全域をくまなく攪拌します。材料のブレや混合ムラが極めて少なく、厳密な品質管理が求められる微細材料の配合に適しています。
3.強力な脱泡機能と減圧処理
プラネタリーミキサーの多くは密閉構造を採用しており、容器内を強力に真空減圧しながら攪拌処理を行えます。材料内部に巻き込まれた微細な気泡を完全に除去できるため、気泡が製品欠陥につながる精密電子材料や塗料の製造において不可欠な機能となっています。
4.熱管理(温度コントロール)の容易さ
高粘度材料の強力な捏和時には大きな摩擦熱が発生します。これに対応するため、容器外周にジャケット構造を設け、温水や冷却液を通すことで材料温度を精密に制御できます。熱に弱い成分の分解を防ぎ、安定した加工品質を保持します。
産業界におけるプラネタリーミキサーは、高度な混練・分散技術が必要とされる多様な製造分野で利用されています。
- エネルギー・電池分野
- リチウムイオン二次電池の正極・負極用スラリーの製造に広く使用されています。活物質、導電助剤、バインダーを高次元で均一分散させ、気泡を含まない高品質な塗工液を作り出す役割を担います。
- 電子材料・半導体分野
- 導電性ペースト、はんだペースト、シリコーン放熱グリス、液晶シール剤など、微細な金属粉末や無機フィラーを樹脂中に高濃度で分散させる用途で高く評価されています。
- 化学・建築材料分野
- 各種構造用接着剤、シーリング材、シリコーンゴム、変性シリコーン、自動車用塗料、パテ材など、高粘度で高気密性が求められる化学製品の混練工程に導入されています。
- 医薬品・化粧品分野
- 軟膏剤、貼付剤の薬膏、ファンデーション、マスカラ、高粘度クリームなど、肌への触感や有効成分の均一性が重視される製品の製造に活用されています。
- 新素材・ファインセラミックス分野
- カーボンナノチューブ(CNT)の分散液、ファインセラミックスの成形用スラリー、コンポジット材料の製造など、最先端材料のナノレベルでの分散・調合工程を支えています。



