中古 フォスジャパン Foss 近赤外多成分分析装置 InfraXact
この商品は売却済みです(2025年12月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- フォスジャパン Foss
- 型式
- InfraXact
- 機種
- 近赤外分析計
- 管理番号
- Z24091101
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
近赤外分析計とは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
【近赤外分析計の仕組み】
近赤外分析計は、波長約700〜2500ナノメートルの「近赤外光」を対象物に照射し、得られる光の吸収スペクトルを解析することで成分や物性を測定する装置です。物質に含まれる有機化合物の基本構造である化学結合(C-H、O-H、N-Hなど)は、近赤外光の特定の波長を吸収して分子振動(倍振動や結合振動)を起こす性質を持っています。
装置から照射された光がサンプルを透過または反射する際、成分に応じた特定波長の光が吸収されます。検出器でこの吸収度合い(吸光度)を測定し、波長ごとの強弱を表すスペクトルデータを取得します。得られたスペクトルデータは、あらかじめ膨大な測定データと多変量解析(ケモメトリックス)の手法を用いて作成された「検量線モデル」と照合されます。これにより、複雑な化学的処理を行わなくても、目的の成分濃度や物性値を瞬時に算出することができる仕組みになっています。
【近赤外分析計の主な特徴】
近赤外分析計には、従来の化学分析(湿式分析)にはない多くのすぐれた特徴があります。
第一に、非破壊・非接触での測定が可能な点です。サンプルを切り刻んだり溶かしたりする必要がないため、測定後もサンプルをそのまま製品や別の用途に使用できます。
第二に、分析スピードが圧倒的に早いことです。光を照射してから結果が出るまでの時間は数秒から数十秒であり、リアルタイムに近い形でデータを取得できます。
第三に、前処理が原則不要で、有毒な化学試薬を使用しない点です。試薬の購入コストや廃棄物処理の手間が省けるため、環境負荷が低く、安全かつランニングコストを抑えた運用が可能です。
第四に、一度の測定で複数の成分を同時に分析できる能力です。たとえば食品であれば、一回の光照射で水分、タンパク質、脂質、糖分などを同時に定量できます。
第五に、製造ラインへの組み込み(インライン・オンライン測定)が容易な点です。光ファイバーケーブルを用いてセンサー部を測定現場に設置できるため、工場での自動化・連続品質管理に非常に適しています。
【近赤外分析計の主な用途】
近赤外分析計は、その迅速性と非破壊性から、研究開発から製造工場の品質管理、現場での受入検査にいたるまで、多種多様な分野で導入されています。
食品・農業分野においては、最も代表的な活用が行われています。米や小麦などの穀物におけるタンパク質・水分・脂肪の測定、果実の果皮の上からの糖度や酸度の非破壊検査、乳製品や肉加工品における成分規格のチェックなどに広く利用されています。
医薬品分野では、原材料の入荷時の識別確認、粉末を混合する工程での均一性モニタリング、錠剤の水分量や有効成分の含有量検査などに活用されています。厳格な品質管理が求められる現場において、迅速な品質保証に貢献しています。
化学・素材分野では、プラスチックや合成ゴムの重合度評価、樹脂原料の同定、リサイクル現場における樹脂素材の瞬時選別などに活用されます。また、繊維や製紙、建材業界における含水率の連続測定など、高精度な水分計としての用途でも幅広く定着しています。



