中古 ナガノサイエンス 医薬品安定性試験専用恒温恒湿槽 NST-800
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- メーカー
- ナガノサイエンス
- 型式
- NST-800
- 機種
- 医薬品安定性試験専用恒温恒湿槽
- ほかの分野
- 恒温槽・環境試験機
- 年式
- 2017年
- 仕様
- ①外形寸法 幅 1193mm ×奥行 1370mm ×高さ 1850mm
②庫内寸法 幅 1000mm ×奥行 800mm ×高さ 1000mm
③温度設定範囲: 20~60℃
④湿度設定範囲: 30~90%RH
⑤冷媒 R134a
⑥ブレーカー容量:15A - 管理番号
- Z25032409
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
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NST-800 の参考仕様
型式の一般的な値を、AIがメーカー資料などから調べたものです。この個体を測った値ではありません。
| 内容量 | 800 L |
|---|---|
| 内寸法(W×D×H) | 1000×800×1000 mm |
| 外寸法(W×D×H) | 1193×1370×1850 mm |
| 質量 | 405(付属品を除く) kg |
| 電源 | AC200V 三相 50Hz(190〜220V) |
| 最大負荷電流 | 14.0(メインブレーカ15A) A |
| 恒温運転時の温度制御範囲 | 20.0〜60.0 ℃ |
| 温湿度分布 | ±2.0℃ / ±5%RH |
| 運転可能外囲温度 | 5.0〜35.0 ℃ |
| 性能保証外囲温度 | 18.0〜28.0 ℃ |
| 冷凍方式 | HFC(R134a)単段圧縮方式、空冷凝縮器 |
| 加湿方式・給水 | パン型シーズヒータ、ポンプ給水(純水または蒸留水) |
| 制御方式 | 時間比例PID(乾球温度・相対湿度)、Pt100温度センサ、静電容量式湿度センサ |
| 内槽材 | ステンレス鋼板 SUS304 |
| 棚 | パンチング棚板2枚(耐荷重30kg/枚)、棚柱総耐荷重60kg |
出典: メーカー資料
医薬品安定性試験専用恒温恒湿槽とは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
医薬品安定性試験専用恒温恒湿槽の特徴
医薬品安定性試験専用恒温恒湿槽は、医薬品やその原薬、治験薬などが長期間の保存において品質を保持できるかを評価するために用いられる環境試験装置です。一般的な産業用恒温恒湿槽と比較して、医薬品開発・製造における国際的なガイドラインであるICH(日米EU医薬品規制調和国際会議)ガイドラインに厳格に適合するよう設計されている点が最大の特徴です。
主な特徴の一つとして、非常に高い温湿度制御精度が挙げられます。試験は数か月から数年という長期間にわたって行われるため、わずかな環境変動も許されません。そのため、空間的な温湿度分布の均一性と、時間的な変動の少なさが極めて高く保たれています。
また、長期間の連続稼働に耐えうる高い信頼性と冗長性を備えている点も特徴です。万が一の停電やシステム障害、冷却回路のトラブルが発生した場合でも、バックアップ機能や二重化されたセンサー、緊急警報システムが作動し、貴重な試験用サンプルを守ります。さらに、医薬品査察協定(PIC/S)や米国食品医薬品局(FDA)が定める「21 CFR Part 11」などの電子記録・電子署名に関する規制に対応し、データの改ざんを防止するデータロギング機能や、適正製造規範(GMP)に基づくバリデーション(IQ/OQ)の実施に対応した設計がなされています。
医薬品安定性試験専用恒温恒湿槽の仕組み
本装置の内部では、高度な制御技術によって特定の温度と湿度が厳密に維持されています。仕組みの根幹をなすのは、加熱・冷却・加湿・除湿を相互に連携させて制御する空調システムです。
温度制御においては、ヒーターによる加熱と冷凍機による冷却を精密に調整します。特に重要なのが除霜(デフロスト)機構です。長期間の連続運転では冷却器に霜が付着しますが、通常の解凍処理を行うと槽内温度が上昇してしまいます。専用の恒温恒湿槽では、二系統の冷却回路を交互に稼働させるなどして、温度を一定に保ったままデフロストを行う仕組みが組み込まれています。
湿度制御には、水蒸気を噴霧または蒸発させる加湿器と、冷却面で結露させて水分を取り除く除湿機構が用いられます。純水を使用した超音波加湿やボイラー蒸気加湿などが採用され、不純物の混入を防ぎつつ安定した湿度供給を行います。
さらに、槽内の空気を循環させる気流制御システムも重要です。風速が速すぎるとサンプルの乾燥を引き起こし、遅すぎると槽内に温湿度のムラが生じます。そのため、整流板や特別なファン設計により、微風でありながら槽内全体に均一な風を行き渡らせる構造が採用されています。これらの状態は高精度のPt100温度センサーや静電容量式湿度センサーで常時監視され、PID制御をはじめとする高度なアルゴリズムによってフィードバック制御されます。
医薬品安定性試験専用恒温恒湿槽の用途
医薬品安定性試験専用恒温恒湿槽は、製薬メーカーや受託分析機関、大学・研究機関などのバイオ・医薬品分野において多岐にわたる用途で使用されています。
代表的な用途が、ICH Q1Aガイドラインに基づく各種安定性試験です。これには、実際の流通・保管条件を模した「長期保存試験(例:25℃ / 60%RH)」、製品の化学的・物理的変化を短期間で加速させて評価する「加速試験(例:40℃ / 75%RH)」、そして長期保存試験と加速試験の中間条件を調べる「中間条件試験(例:30℃ / 65%RH)」が含まれます。これにより、医薬品の有効期間(使用期限)や最適な保存条件を設定するためのデータが取得されます。
また、新薬の開発段階における「苛酷試験(ストレス試験)」にも活用されます。規定以上の高温・高湿度環境下に製剤を曝露させることで、分解物が生じるメカニズムや限界性能を把握し、製剤設計の最適化や包装資材の選定に役立てられます。さらに、光に対する安定性を評価する「光安定性試験(ICH Q1B)」に対応するため、特定の波長と照度を持つ照明装置を組み込んだ専用タイプの恒温恒湿槽も使用されています。
このように、医薬品安定性試験専用恒温恒湿槽は、医薬品の品質・有効性・安全性を科学的に証明し、市場に安全な製品を届けるための不可欠な産業機械として広範に利用されています。





