中古 クラボウ Kurabo 遊星式撹拌機 KK-100
この商品は売却済みです(2014年1月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- クラボウ Kurabo
- 型式
- KK-100
- 機種
- 遊星式撹拌・脱泡装置
- 管理番号
- D012003
- 写真
- 記録なし
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
遊星式撹拌・脱泡装置とは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
遊星式撹拌・脱泡装置は、撹拌羽根を使わずに材料を均一に混合し、同時に微小な気泡を除去する装置です。
■ 仕組み
この装置の核となるのが、惑星の動きに由来する自転と公転の複合運動です。材料を入れた容器を保持する架台全体が高速で旋回(公転)しながら、容器自体も反対方向や同方向に回転(自転)します。
公転によって強力な遠心力が生じ、材料は容器の壁面に押し付けられます。同時に自転によって材料の内部に強い対流と剪断(シェアー)力が生まれます。このふたつの力が同時に作用することで、高粘度な液体や粉体であっても短時間で強力に撹拌されます。また、遠心力により比重の軽い気泡が表面へ押し出されて消滅します。さらに容器内を減圧する真空機能を組み合わせることで、目視では確認できない微細な気泡まで短時間で高度に除去することが可能です。
■ 特徴
最大の特色は、材料に直接触れる撹拌羽根が存在しない「非接触方式」である点です。容器自体を回転させるため、羽根への材料の付着による損失がなく、異物混入や交差汚染(コンタミネーション)の心配もありません。処理後は容器を差し替えるだけで次の作業に移れるため、洗浄作業の手間や洗浄溶剤の使用量を大幅に削減できます。
また、従来の方法では難しかった超高粘度のペーストや、凝集しやすいナノ粒子の分散処理にも対応しています。撹拌と脱泡を同時に、かつ数分程度という短時間で処理できるため、作業効率を大幅に高めることができます。沈殿しやすい固体を液体中に均一に分散させる技術にも優れており、材料の物性を損なわずに処理できます。
■ 用途
遊星式撹拌・脱泡装置は、精密な品質管理が求められる最先端の製造・研究現場で広く使われています。
エレクトロニクス分野では、半導体の封止材、銀ペーストなどの導電性材料、LED用蛍光体分散液、放熱グリースなどの調製に必須とされています。微小な気泡の残存が電気的トラブルや放熱阻害に直結するため、高度な脱泡性能が重宝されます。
自動車・エネルギー分野では、リチウムイオン電池の電極スラリーの調整や、車載用接着剤、構造用樹脂の撹拌に活用されています。活物質や導電助剤の均一な分散が電池性能の向上につながります。
医薬品・化粧品分野では、軟膏や湿布剤の薬液、ファンデーション、マスカラ、各種皮膚用クリームの製造に導入されています。気泡のない滑らかな質感の実現や、有効成分の均一な配合に貢献しています。
化学・新材料分野では、エポキシ樹脂、シリコーンゴム、各種インクや塗料、3Dプリンター用樹脂、複合材料の開発などに幅広く利用されています。実験室での少量試作から工場での量産まで、同一原理でスケールアップできる点も高く評価されています。