中古 その他 マグネットブロック
この商品は売却済みです(2017年10月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- その他
- 型式
- —
- 機種
- マグネットブロック
- 管理番号
- Z17082408
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
マグネットブロックとは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
計測・計量機において使用されるマグネットブロックは、永久磁石の磁力線を制御することで、強力な保持力と着脱の容易さを両立させた保持用機器です。内部構造は主に、強力なネオジム磁石やフェライト磁石などの永久磁石、磁性体(鉄など)、非磁性体(真鍮やステンレスなど)、そしてこれらを回転させるための切り替え機構で構成されています。
スイッチをONの状態にすると、内部の磁石が回転して磁性体ポールピースと磁路が繋がり、マグネットブロックの吸着面に強い磁界が形成されます。この磁界が鉄などの強磁性体である対象物(ワーク)を通過することで、強力な吸着力が発生します。一方、スイッチをOFFに切り替えると、内部で磁界が短絡し、外部の吸着面へ磁束が漏れ出なくなります。これにより磁力が遮断され、対象物をスムーズに取り外すことが可能になります。外部電源を必要としない永久磁石式が主流であるため、発熱による熱膨張や電気的トラブルのリスクがなく、安定した精度を維持できる構造となっています。
計測・計量分野で用いられるマグネットブロックには、一般的な作業用マグネットとは異なる高度な特徴を備えています。
第一に、極めて高い加工精度が挙げられます。吸着面や基準面は、マイクロメートル単位で平面度、平行度、直角度が管理されています。計測・計量機内では、ワークの微小な傾きやガタつきがそのまま測定誤差につながるため、この高精度な外形加工が不可欠です。
第二に、非破壊かつ変形を与えない保持能力です。機械的なクランプ構造で薄肉の部品や精密部品を挟み込むと、締め付け力によってワークが歪み、正確な寸法計測や重量測定が不可能になります。マグネットブロックは面全体で均一に磁力で固定するため、ワークに物理的な応力をかけず、元の形状を保ったまま固定できます。
第三に、再現性と操作性の高さです。レバーやダイヤル操作ひとつで確実に脱着が行えるため、大量の試料を連続して計測・計量するプロセスにおいて、作業効率を大幅に向上させます。また、磁力の微調整が可能なモデルもあり、測定物の重量や形状に応じた最適な保持力を設定できます。
精密な測定精度が求められる現場において、マグネットブロックは多様な用途で活用されています。
主な用途の一つが、三次元測定機や画像測定機、ダイヤルゲージなどを用いた寸法・形状計測におけるワークの固定です。特に、複雑な形状を持つ鉄鋼部品や精密加工品を定盤上に水平かつ確実に保持する際、自由度の高い治具として機能します。面構造だけでなくV溝加工が施されたタイプもあり、丸棒やシャフト状のワークを高い同芯度で固定する用途にも適しています。
また、重量物や微小物の自動計量システム内部にも組み込まれています。コンベア等で搬送されてくる搬送物を計量位置で瞬時に停止・固定し、計量センサーの振動による影響を最小限に抑えるためのダンピング機構やホールド機構として利用されます。計量完了後は即座に磁性をオフにして次の工程へ搬送できるため、ラインのタクトタイム短縮に貢献します。
さらに、非破壊検査装置やセンサー類の取付ベースとしても不可欠です。超音波探傷器や磁粉探傷器の探触子(プロ―ブ)を測定対象物に一定の圧力で密着させ続けるための保持具として、あるいは各種計測センサーを所定の位置に一時的かつ強力に固定する台座として広く利用されています。
