中古 東京理化器械 Eyela 恒温振とう水槽 NTS-4000C
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- メーカー
- 東京理化器械 Eyela
- 型式
- NTS-4000C
- 機種
- 振とう機
- 管理番号
- Z20102206
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
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機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
振とう機の仕組み
振とう機は、内部のモーターで発生させた回転運動を特殊なリンク機構や偏心カムを介して直線や円運動に変換し、液体や粉末などの試料が入った容器を連続的に揺らす装置です。手作業での振とうとは異なり、長時間かつ規則正しい運動を正確に維持することができます。
揺れ方のパターン(振とう方式)には、主に以下のような種類が存在し、機構によって選定されます。
- 往復振とう(リシプロ)
- 水平方向に直線運動を繰り返す仕組みです。液面が大きく波打つため、激しい混合や抽出作業に適しています。
- 旋回振とう(オービタル)
- 水平面内で円を描くように回る仕組みです。泡立ちを抑えながら全体を均一に攪拌できるため、細胞や微生物の培養によく用いられます。
- 立体傾斜振とう(3D・ロッキング)
- 上下の傾斜と旋回を組み合わせた立体的な運動を行う仕組みです。容器内の液面が滑らかに移動し、試料へのダメージを最小限に抑えたやさしい攪拌が可能です。
- ボルテックス振とう
- 容器の底面を偏心回転させ、内部の液体に強い渦をつくって一瞬で強力に混合する仕組みです。主に試験管やチューブ内の迅速な攪拌に使われます。
現代の振とう機は、マイクロプロセッサ制御によって回転数(rpm)や時間を正確にコントロールできるほか、温度制御機能を一体化させた「インキュベーターシェーカー」と呼ばれる高機能なタイプも広く利用されています。
振とう機の特徴
振とう機の最も大きな特徴は、長時間の連続運転においても「高い再現性」と「均一性」を保てる点にあります。実験や分析において、攪拌速度や時間のブレは結果の誤差に直結しますが、振とう機を使用することで常に一定の物理的刺激を与え続けることができます。
また、対応する容器の柔軟性も特徴の一つです。プラットフォーム(設置台)上のホルダーやスプリングラックを変更することで、試験管、マイクロプレート、三角フラスコ、分液ロートなど、多様なサイズや形状の容器を同時に固定して処理することが可能です。
さらに、試料への影響を細かく調整できる操作性の高さも挙げられます。剪断力(切断する力)に弱い細胞などを扱う場合は、泡立ちや細胞破壊を防ぐ低速での旋回を選び、反対に水と油のように混ざりにくい液体同士を乳化させる場合は、強力な往復運動や高速回転を選ぶといった使い分けができます。密閉容器をセットして使用するため、揮発性物質や有害物質を扱う際の安全性確保にも寄与します。
振とう機の主な用途
振とう機は、生命科学から化学、環境、食品分野に至るまで、研究開発や品質管理の現場で幅広く活用されています。
- バイオ・医学分野
- 最も代表的な用途が微生物(大腸菌や酵母など)や植物・動物細胞の培養です。液体培地を振とうし続けることで、培地中に大気中の酸素を効率よく溶け込ませる「エアレーション」を行い、細胞の増殖を促します。そのほか、DNAやタンパク質の抽出作業、抗原抗体反応の促進、ウェスタンブロッティングにおけるゲルの染色・脱色工程など、日々の基礎研究に欠かせません。
- 化学・材料分野
- 固相抽出や液液抽出といった分離・精製プロセスで用いられます。溶媒と試料を効率よく接触させて目的成分を溶出させるほか、化学反応の速度を均一に保つための攪拌や、粉体と液体の分散・懸濁処理にも利用されます。
- 環境・食品・公害分析
- 土壌中の有害物質(重金属や有機化合物など)が雨水等で溶け出すかを調べる「土壌溶出試験」では、公的規格(JISや省令)で振とう時間や速度が厳密に定められており、振とう機が必須となります。また、食品中の残留農薬や添加物の抽出、品質検査における均一化処理などにも幅広く使用されています。




