中古 Promega 核酸抽出装置 Maxwell(R)RSC 48 System
この商品は売却済みです(2023年10月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- Promega
- 型式
- Maxwell(R)RSC 48 System
- 機種
- 核酸抽出装置
- 年式
- 2021年
- 管理番号
- Z23042407
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
核酸抽出装置とは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
核酸抽出装置の特徴
核酸抽出装置は、血液、組織、細胞、細菌、ウイルスなどの生体試料から、遺伝情報を持つDNAやRNAを高純度かつ効率的に分離・精製するバイオ関連の産業機械です。従来、熟練した作業者が手作業で行っていた複雑な試薬投与や遠心分離工程を自動化することで、作業者によるデータのばらつきを無くし、高い再現性を実現している点が最大の特徴です。
また、一連の処理を閉鎖的なシステム内で行うため、作業者への病原体感染リスクを低減するとともに、検体同士の混入(クロスコンタニメーション)を防止します。近年では、数百検体を同時に処理できる大型のハイスループット装置から、診察室や現場に持ち運べる小型の卓上型装置まで、処理能力や設置場所に応じた多種多様なモデルが開発されています。
核酸抽出の仕組み
自動核酸抽出装置における主流な仕組みは、磁性粒子(マグネットビーズ)を利用した固相抽出法です。このプロセスは主に「破砕(ライシス)」「結合」「洗浄」「溶出」の4つのステップで進行します。
まず、破砕工程において、界面活性剤やタンパク質分解酵素を含むライシスバッファーを試料に添加し、細胞膜やウイルスの外膜(エンベロープ)を破壊して内部の核酸を液中に放出させます。
次に、結合工程では、表面をシリカなどで特殊コーティングした磁性ビーズを混入させます。特定の塩濃度およびpH条件下において、核酸のみが磁性ビーズの表面に選択的に吸着する性質を利用します。装置内に配置されたマグネット(磁石)を接近させることで、核酸が結合したビーズを容器の側面に集め、不要な液体成分だけを吸引除去します。
続く洗浄工程では、核酸以外のタンパク質、脂質、塩類などの不純物を除去するため、洗浄液の添加とマグネットによるビーズの集積・分離を数回繰り返します。
最後の溶出工程で、核酸抽出に適した緩衝液や滅菌水を加えることで、ビーズから核酸を離脱させます。最終的にマグネットでビーズのみを固定し、高純度に精製された核酸溶液だけを回収します。磁力を用いた機械的なビーズの移動によって液体の取り扱いを最小限に抑え、確実な分離を可能にしています。
主な用途と活用分野
核酸抽出装置は、基礎研究から医療、産業現場まで広範な分野で必須の基盤技術として利用されています。
医療・臨床検査分野では、感染症の確定診断(PCR検査や等温増幅法など)の前処理として最も多く活用されています。新型コロナウイルスやインフルエンザ、肝炎ウイルスなどの病原体検出をはじめ、がんの遺伝子変異解析や個別化医療(プレシジョン・メディシン)におけるバイオマーカー探索など、精度の高い診断結果が求められる現場を支えています。
ライフサイエンス研究分野では、ゲノム解析や次世代シーケンシング(NGS)の前段階として、動植物や微生物からの核酸回収に使用されます。多様な試料タイプに対応し、大量のサンプルを安定して処理できるため、遺伝子機能の解明や新薬の開発スピード向上に貢献しています。
さらに、食品・環境・法医学分野においても重要な用途を持ちます。食品中の遺伝子組換え作物の検出、アレルゲン混入検査、食中毒の原因菌特定、農作物の病害虫診断などに幅広く応用されています。また、法医学における犯罪捜査や身元確認のためのDNA型鑑定など、微小な試料から確実な分析結果が要求される領域でも高い信頼性を発揮しています。



