中古 日置電機 Hioki 抵抗測定装置 RM3545
この商品は売却済みです(2025年6月)。同じ型式をお探しでしたら、お知らせください。
- メーカー
- 日置電機 Hioki
- 型式
- RM3545
- 機種
- 抵抗測定装置
- 管理番号
- Z25051406
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
抵抗測定装置とは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
◆ 抵抗測定装置の仕組み
電気抵抗測定装置は、対象物に電圧または電流を印加し、その際に生じる電流値や電圧降下を測定することによって、オームの法則(R=V/I)に基づき抵抗値を算出します。基本的な測定方式には「直流測定」と「交流測定」の2種類が存在します。直流測定は一般的な抵抗器や回路の導通確認に用いられ、交流測定はバッテリーの内部抵抗やコンデンサの特性測定など、直流を流すと分極現象や化学反応が起きてしまう対象に用いられます。
また、測定精度を決定づける重要な要素として配線方式があります。主に「2端子測定法」と「4端子測定法(ケルビン接続)」に分かれます。2端子測定法は構造が極めてシンプルですが、測定用リード線の抵抗や接触抵抗が測定値に含まれてしまうため、キロオーム以上の比較的高抵抗な対象に適しています。一方、4端子測定法は、電流を供給する配線と電圧を検出する配線を独立させる構造を持っています。これにより、配線抵抗や接触抵抗による電圧降下を無視できるようになり、ミリオームやマイクロオームといった超低抵抗領域でも極めて高い精度での測定が可能となります。
◆ 抵抗測定装置の特徴
抵抗測定装置の大きな特徴は、測定対象の範囲や特性に応じた高度なノイズキャンセル技術と、広いダイナミックレンジを備えている点にあります。数マイクロオームの金属材料から、数テラオームにおよぶ絶縁材料まで、用途に特化した高精度な測定を実現します。
低抵抗測定においては、回路内に発生する「熱起電力」による誤差の排除が大きな特徴です。熱起電力とは、異種金属の接合部で温度差により発生する微小な直流電圧のことであり、極小の電圧降下を捉える低抵抗測定では大きな測定誤差となります。現代の装置では、印加電流の極性を高速で反転させて熱起電力分を相殺するオフセットキャンセル機能などが搭載されています。
高抵抗測定においては、外部からの微少な漏れ電流や静電気ノイズの影響を防止するガード技術や高度なシールド構造が採用されています。さらに、近年の装置は製造ラインでの全数検査に対応するため、わずか数ミリ秒で測定を完了する高速応答性や、自動化システムと連携するための外部通信インターフェースを標準装備している点も特徴です。
◆ 抵抗測定装置の用途
抵抗測定装置は、基礎的な電子部品の評価から最新のエネルギーデバイス開発、設備の保守点検まで多岐にわたる分野で利用されています。
【電子部品・半導体分野】
抵抗器、インダクタ、スイッチ、リレーなどの各種部品の品質検査や選別において必須の装置です。プリント基板の微細なパターン回路の断線・ショートの検出や、半導体ウェハのシート抵抗測定、超高密度配線の接触抵抗評価に利用されています。
【バッテリー・エネルギー分野】
EV(電気自動車)やスマートフォンなどに搭載されるリチウムイオン二次電池の品質管理で重要な役割を果たします。交流4端子法を用いた専用測定器により、電池内部の経年劣化や安全性を非破壊で迅速に測定・評価します。
【新材料開発分野】
導電性高分子、カーボンナノチューブ、グラフェン、透明導電膜などの最先端材料の開発において、材料自体の体積抵抗率や表面抵抗率を調べるために用いられます。専用の多探針(四探針)プローブと組み合わせることで、薄膜や不均一な材料の正確な電気特性を評価します。
【産業設備・インフラの保守点検】
工場設備やビルなどの電気保安点検において、電線の絶縁被覆が劣化していないか確認する絶縁抵抗測定や、漏電時の安全を確保する接地抵抗(アース抵抗)測定に使用されます。モーターの巻線抵抗測定による過熱や劣化の診断、大型構造物の金属溶接部の状態評価などにも応用されています。



