中古 アルバック Ulvac クライオコンプレッサー C30VR
この商品は売却済みです(2025年10月)。同じ型式・同じ機種の在庫をご覧ください。
- メーカー
- アルバック Ulvac
- 型式
- C30VR
- 機種
- クライオコンプレッサー
- 数量
- 4台(同じ型式をこの管理番号でまとめて管理。価格は1台あたり)
- 仕様
- インバーター付き
- 管理番号
- Z2305220207
- 引渡・支払
- 現状有姿/出荷前銀行振込(公的機関は後払い可)
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C30VR の参考仕様
型式の一般的な値を、AIがメーカー資料などから調べたものです。この個体を測った値ではありません。
| 種別 | クライオポンプ・スーパートラップ用ヘリウム圧縮機(水冷) |
|---|---|
| 定格使用電圧 | 190〜220VAC(50Hz)、200〜230VAC(60Hz)、三相 |
| 公称入力電力 | 5(50Hz)、6(60Hz) kW |
| 力率 | 0.85(50/60Hz共通) |
| 公称使用電流 | 17(50Hz)、21(60Hz) A |
| ロックドロータ電流 | 151 A |
| 冷却水温度 | 5〜32 ℃ |
| 冷却水流量 | 5〜15 L/min |
| 冷却水入口圧力 | 最大0.7 MPaG |
| 冷却水水質 | pH6.5〜8.0、カルシウム炭酸塩75ppm未満 |
| 使用周囲温度 | 10〜35(保存-10〜55) ℃ |
| 停止時ヘリウム充てん圧力 | 1.2±0.04(20℃) MPaG |
| 運転時音圧レベル | 70 dBA 未満 |
| 電源ケーブル | 銅線600VAC、グラウンド線と3本導線、#10AWG |
| 質量 | 127 kg |
出典: メーカー資料
クライオコンプレッサーとは
機種一般の解説です(AIによる記述)。この個体の仕様ではありません。
クライオコンプレッサーは、極低温領域(おおむねマイナス150℃以下、絶対温度で数ケルビン程度まで)を生成・維持するための極低温冷凍機システムにおいて、冷媒となるヘリウムガスを圧縮・循環させる心臓部となる装置です。
主な仕組みは、密閉された循環回路の中でヘリウムガスを物理的に制御することにあります。冷凍機の膨張機(コールドヘッド)側から低圧(約0.8〜1.0MPa)で戻ってきたヘリウムガスを、内部の圧縮機構(スクロール式やロータリー式など)によって高圧(約2.0〜2.5MPa)まで高めて送り出す役割を担います。ガスは圧縮される際に激しい熱が発生するため、水冷式または空冷式の熱交換器を通じて適切に冷却されます。
ここで技術的に極めて重要なのが、油分(オイル)の完全な分離管理です。圧縮機内部の潤滑や冷却のためにオイルが使用されますが、このオイルが極低温状態となるコールドヘッド側に流出すると、流路内で固化して事故や不具合の原因となります。そのため、クライオコンプレッサーの内部には高精度なオイルセパレーター(油分離器)と吸着器(アドソーバー)が組み込まれており、ヘリウムガスからオイル成分を極限まで除去した上で高圧ラインへと送り出す仕組みが確立されています。
クライオコンプレッサーの最大の特徴は、極めて高い信頼性と長時間の連続運転能力にあります。医療機関や半導体工場、先端研究施設などでは、24時間365日止まらない安定稼働が求められるため、数万時間単位でのメンテナンスフリーを実現する高度な耐久設計が施されています。
また、作動流体として熱伝導率が高く、絶対零度近く(マイナス269℃)まで液化しない不活性ガスの高純度ヘリウムを使用する点も特徴です。ヘリウムは分子が非常に小さく漏れやすいため、コンプレッサー全体が高気密構造となっており、外部からの空気の侵入やヘリウムの漏洩を徹底的に防ぐ構造が採用されています。冷却方式には、冷却水配管を利用して高い冷却効率を得る水冷式と、配管工事が不要で設置が容易な空冷式が存在し、用途や環境に応じた選択が可能です。
クライオコンプレッサーは、現代の高度なテクノロジーや科学技術を支える多様な分野で活用されています。
代表的な用途の一つが、医療分野におけるMRI(磁気共鳴画像診断装置)です。MRI内部の超伝導マグネットの性能を維持するため、液体ヘリウムを用いた極低温冷却システムの中核としてクライオコンプレッサーが稼働しています。
半導体製造プロセスにおいても不可欠な存在です。製造装置の真空室を超高真空状態にするための「クライオポンプ」の駆動源として使用されています。気体分子を極低温の板に凍結捕集することで、クリーンかつ極めて高い真空度を作り出します。
さらに先端科学研究の分野では、量子コンピューターの冷却、超伝導材料の評価実験、大型放射光施設における測定機器の冷却に用いられています。宇宙開発分野での赤外線センサーの冷却や、LNG(液化天然ガス)および液体ヘリウムの再液化装置など、極低温環境を必要とするあらゆる最先端現場で不可欠なインフラとして広く利用されています。











